平成24年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-2-2-1
平成24年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【3.「総合計画の着実な推進」】
2.「“ふじのくに”の徳のある人材の育成」
2-1.「『憧れ』を呼ぶ“ふじのくに”づくり」・富士山の世界文化遺産登録
「徳のある人材の育成」のその2は、「『憧れ』を呼ぶ“ふじのくに”づくり」であります。
はじめに、富士山の世界文化遺産登録についてであります。
去る1月27日に、国から、富士山世界遺産登録推薦書がユネスコに提出されました。今後は、文化庁をはじめ、山梨県や市町村などの関係者と連携し、ユネスコの諮問機関であるICOMOS(イコモス)の現地調査等において、富士山の価値と保存管理の取組状況を的確に説明し、平成25年の富士山世界文化遺産登録の実現に向けて、万全を期してまいります。
また、富士山の包括的な保存管理や自然、歴史・文化等の情報発信機能を担う「富士山世界遺産センター(仮称)」の設置に向けて準備を進めてまいります。
来る2月23日には3回目となる「富士山の日」を迎えます。当日は、本県と同様、条例で2月23日を「富士山の日」に定めた山梨県と連携を図り、「富士山世界文化遺産両県県民会議」を発足することといたしました。
また、「富士山百人一句」の披露をはじめ、「ふじのくに芸術祭2012(ニセンジュウニ)」オープニング宣言や富士山世界文化遺産フォーラムなど、「富士山の日フェスタ2012(ニセンジュウニ)」を開催し、富士山世界文化遺産登録に向けた気運の醸成を図ってまいります。