平成24年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-2-1-1
平成24年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【3.「総合計画の着実な推進」】
2.「“ふじのくに”の徳のある人材の育成」
1-1.「『有徳の人』づくり」・有徳の人の育成
第2は、「“ふじのくに”の徳のある人材の育成」であります。
その1は、「『有徳の人』づくり」であります。
有徳の人の育成につきましては、昨年3月に策定した「静岡県教育振興基本計画『有徳の人』づくりアクションプラン」に基づき、県民の皆様の幅広い理解と協力を得ながら、家庭、学校、地域等、社会総がかりで進めてまいります。
静岡式35人学級編制につきましては、現在、国の学級編制基準による小学校1年生に加え、国に先駆けて小学校5、6年生及び中学校全学年にも導入しておりますが、これをさらに来年度からは、国の定数改善措置による小学校2年生に加え、本県独自の制度として、4年生にも拡大いたします。残る小学校3年生は、平成25年度から導入してまいります。併せて、小学校1、2年生には、引き続き、低学年支援を実施し、個に応じたきめ細かな指導を充実いたします。
また、未来を担う人材として、文化芸術に長け、科学技術にも明るい人材が求められております。このための教育を充実するため、大学院の博士課程修了後未就職の方、いわゆるオーバードクター等を県立高等学校に配置し、理科系分野などにおいて、高度な知識や技能を生かした学校教育を展開してまいります。