カビ毒について
カビ毒の検査について
(1)検査実施期間
令和6年11月
(2)検査の概要
検査品目 |
検体数 |
検査項目 |
基準値 |
検査結果 |
---|---|---|---|---|
輸入香辛料 |
4 |
カビ毒(総アフラトキシン) |
10μg/kg |
いずれも不検出 |
輸入ナッツ |
2 |
カビ毒(総アフラトキシン) |
10μg/kg |
いずれも不検出 |
(3)抜き取り担当
東部健康福祉センター食品衛生監視専門班
中部健康福祉センター食品衛生監視専門班
(4)検査担当
環境衛生科学研究所医薬食品部
カビ毒について
Q カビ毒とは?
A カビは様々な物質を作り出し、食品の製造等に役立つものも多くありますが、一部は有害な物質(=カビ毒)も作り出します。特に毒性が強い「アフラトキシン」は、輸入ナッツ類、香辛料等から検出されることがあります。
Q アフラトキシンの主な毒性は?
A 肝細胞がんとの関連が指摘されています。特に、B型肝炎に感染している人は、リスクが高くなるとされています。
Q アフラトキシンを防ぐには?
A アフラトキシンは熱に強く、加熱調理では毒性がほとんど低減しないため、農産物の生産・流通段階でカビの増殖やカビ毒の発生を防止することが重要です。
Q 日本及び静岡県の対応は?
A ナッツ類等の輸入時に検疫所で検査を実施し、カビ毒に汚染された食品の国内への流通を防止しています。また、各自治体でも流通食品について検査を実施しています。静岡県では、平成24年度以降、県内に流通する輸入食品59検体について総アフラトキシンの検査を実施し、違反はありません。
リンク集
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部生活衛生局衛生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2347
ファクス番号:054-221-2342
eisei@pref.shizuoka.lg.jp