あっせん事例(詳細)退職6
正社員として勤務していたが、勤務態度等を理由に、諭旨退職を告げられた事例(個人と会社の間のトラブル)。
申請者
労働者側
事案の概要
労働者AはB社において正社員として勤務していたが、接客や上司に対する態度、信仰する宗教に関する言動等を理由として、退職届を提出するか、提出しない場合は解雇とする旨をB社から告げられた。Aは、その理由に納得がいかないとして、あっせんを申請した。
労働者側の主張
接客等について始末書を数回提出したことはあるが、辞めなければならないほど悪くない。信仰している宗教に関する行動は自分の気持ちを落ち着けようとしただけであり、解雇は納得できない。
使用者側の主張
Aの勤務態度に対してこれまで注意指導をしてきたが、改善されなかった。上司との関係も非常に悪化しており、解雇はやむを得ない。
結果【解決】
あっせんを実施し、会社側が雇用継続は困難であると主張したので、金銭解決に向けた調整を行った。最終的に、Aの休業中の賃金1か月分、賞与、退職金を会社が支払うことで合意に達し、確認書を締結して事件は解決した。
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