野生イノシシへの豚熱経口ワクチン散布

ページID1065944  更新日 2024年8月28日

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野生イノシシへの豚熱経口ワクチン散布を実施しました!

中遠農林事務所では、野生イノシシにおける豚熱(CSF)ウイルス拡散の防止を図り、飼養豚における豚熱の発生予防を徹底するために、野生イノシシに対するワクチンの散布を行っています。

本年度も、市町、猟友会の協力を得て、野生イノシシへの豚熱経口ワクチンの散布と回収を、管内全市町で前期と後期に分けて行い、前期の散布と回収を、令和6年6月24日から7月26日にかけて実施しました。

経口ワクチンの散布は、猟友会員が事前に餌付けした地点にそれぞれ10個の穴を掘り、ひと穴に経口ワクチン2個を埋め、野生イノシシ以外の動物に食べられないように、大きめの石を上に乗せます。

散布から約1週間後、今度はイノシシがワクチンを食べたかどうかの調査を兼ねて、経口ワクチンを回収する作業を行います。

前期は、管内6市町で合計35地点に700個の経口ワクチンを散布し、野生イノシシによる摂食率は43%でした。

後期の散布と回収は、10月以降を予定しています。

今後も関係機関等と連携し、野生イノシシに豚熱の免疫を付与し、飼養豚における豚熱の発生を予防するため、経口ワクチンを散布していきます。

 

経口ワクチン散布の様子の写真です。
経口ワクチン散布の様子

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