平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-2
平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【4.生産性の高い持続可能な行財政運営】
(2)将来にわたって安心な財政運営の堅持
次に、将来にわたって安心な財政運営の堅持についてであります。
30年度の当初予算編成におきましては、好景気を背景とした税収の増加などにより、昨年度を上回る一般財源総額を確保いたしました。加えて、徹底した歳出のスリム化と、歳入の確保に取り組んだ結果、基金の取り崩しにより歳入不足を補う財源不足額は218億円となり、29年度当初予算編成に比べ、238億円圧縮いたしました。また、新ビジョンを着実に推進するため、29年度の県税収入の増収などを活用し、2月補正予算で、ふじのくにづくり推進基金を200億円積み増すことといたしました。さらに、将来の財政運営に備え、31年度以降に活用できる基金につきましては、313億円確保したところであります。引き続き、健全な財政運営の堅持と効果的な事業執行により、収支均衡の姿を目指してまいります。