平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-6-2

平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.人づくり・富づくりのための重点的な取組】（6）多彩なライフスタイルの提案2.「“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組」

次に、“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組についてであります。

これまで、「内陸のフロンティア」を拓く取組として防災・減災と地域成長が両立した84の多彩な取組が県内全域で展開され、新しい産業の集積や、ゆとりある住まいづくりなど、目に見える成果として、現れはじめております。

これらの取組をさらに加速し、早期に成果を発現させるとともに、地方創生を牽引する広域的な取組へと進化させていく必要があります。

現在、これらの取組を盛り込んだ、来年度から5年間の第2期基本計画を策定しているところであり、名称を「“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組」に改め、県議会や市町、経済団体、県民の皆様からの御意見を踏まえまして、本年度中に成案を得てまいります。

これに伴い、内陸フロンティア推進区域を対象とした各種の支援制度につきましても、計画期間にあわせて延長することとし、事業の早期完了を促してまいります。その成果を活用して、地域間における人・モノ・情報の双方向の流れである対流を促進することにより、都市や農山漁村、沿岸や内陸など、県内のあらゆる地域で、多彩なライフスタイルが選択でき、物心ともに豊かさを実感できる、県内外に開かれた活力ある圏域づくりを推進してまいります。