「動物愛護絵画・作文コンクール」の県知事表彰

9月23日、沼津市において一般社団法人静岡県動物保護協会主催の「動物愛護フェスティバル静岡2018」が開催されました。

動物愛護フェスティバルは、動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めることを目的として、「動物の愛護及び管理に関する法律」で定める動物愛護週間（9月20日から9月26日）に合わせて実施されています。

多くの県民の方々や関係者の皆様から温かい御支援と御協力をいただき、昭和52年から続く本行事も、今年で42回目の開催を迎えました。

当日、セレモニー会場の沼津市立図書館では、動物愛護絵画・作文コンクールの県知事表彰が執り行われました。

この動物愛護絵画・作文コンクールとは、県内の小・中学校の児童・生徒の皆さんを対象として、動物を愛する気持ちや動物の命を慈しむ気持ちを育むために、毎年実施されています。今年度は県下の小学生の皆さんから、絵画は1,111点、作文は272点の応募が、中学生の皆さんから、絵画は389点、作文は533点の応募があり、このうち、県知事賞をはじめとした表彰を16名の方が受賞されました。

県知事表彰を受賞した絵画の部では、作者が温かな表情で犬を抱きかかえている様子が描かれていました。また、作文の部では、飼い犬と過ごす特別な時間を大切にする筆者の気持ちが綴られていました。

どの作品からも、動物への深い愛情が感じられ、小・中学生の皆さんが動物を掛け替えのない存在として大切に思っていることが伝わってきました。

県民の皆さんがこれらの作品を通じて、動物を思いやる気持ちを育み、動物と共に生きることの喜びや素晴らしさについて、今一度考えていただくことを望んでいます。

さらなる動物愛護の輪の拡大を目指して、県では、今後も「人と動物とが共生する社会」の実現に結び付くような政策づくりに取り組んでまいります。