東部健康福祉センター健康増進課からの情報提供
健康づくり・生活習慣病予防
静岡県健康増進計画
静岡県では、令和4(2022)年3月に富国有徳の「美しい“ふじのくに”」づくりを基本理念とした新しい総合計画「静岡県の新ビジョン 後期アクションプラン」を策定しました。
その趣旨を踏まえた分野別計画として、令和6(2024)年度からスタートしたのが「第4次健康増進計画」です。「すべての県民が 健やかで 心豊かに 生活できる持続可能な社会の実現」に向け、個人の行動と健康状態の改善に加え、個人を取り巻く社会環境の整備やその質の向上を通じて「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」を目指した取り組みを進めます。
当センターでは、第4次静岡県健康増進計画地域別計画「東部健康福祉センター」に基づき、管内の健康づくり及び生活習慣病予防対策に取り組んでいます。
糖尿病と歯周病の相互予防啓発リーフレット
歯周病がある人は糖尿病の治療が困難になりやすく、糖尿病がある人は歯周病になりやすく重症化しやすいといわれています。このような糖尿病と歯周病の負のスパイラルを断ち切るため、両病気の相互予防啓発リーフレットを作成しました。健康診断や歯周病検診の受診啓発等に御活用ください。
東部地区栄養サマリー(食事情報提供書)
病院・福祉施設の管理栄養士・栄養士のみなさん!!!
「栄養サマリー」を改訂しました!
病院・高齢者等施設において給食利用者が施設を転院・転所するときに、今までの食事に関する情報を次の施設に的確に伝えるために活用されている東部地区の栄養サマリーですが、平成30(2018)年度診療報酬改定により、様式「看護及び栄養管理に関する情報」が見直されました。それに併せて、平成30(2018)年度、栄養サマリーの様式の見直しを行いました。
さらに、令和4(2022)年度には、嚥下調整食分類2021に対応するよう改訂しました。
各施設の管理栄養士・栄養士などの連携を深め、体調や摂食嚥下機能に合わせた食事の提供をし、給食利用者のQOL(クオリティー・オブ・ライフ、生活の質)の向上を目指すために、ぜひ栄養サマリーを積極的に活用しましょう!
栄養サマリー(令和4年改訂)様式
栄養サマリーの改訂内容
参考
食育(レシピ集等)
減塩及び朝食摂取促進事業「取組事例集」
東部健康福祉センター管内は、県平均と比較し高血圧症有病者や肥満、メタボリックシンドローム該当者割合が多い等の健康課題があり、朝食欠食者割合も高く、生活習慣の改善が必要です。そこで、各市町、食育関係団体等と連携し、「減塩」及び「朝食摂取」に関する取組事例をまとめました。
「健康づくりは減塩から」リーフレット
高血圧予防に向けた食生活改善のため、減塩(食塩摂取量を減らすこと)を推進する啓発リーフレットを、静岡県立大学の学生さんと一緒に作成しました。コンビニやテイクアウトで食事を購入する時の選び方や減塩の工夫を盛り込みました。また、自分の食塩摂取状況を確認できる「お塩のとりかたチェック」WEB版を紹介しています。
レシピ集
しずおか健幸惣菜レシピ(東部健康福祉センター版)
管内の5つの事業所、寄宿舎の給食を担当する管理栄養士・栄養士から応募のあった「しずおか健幸惣菜」レシピを御紹介します。作り方には、コンベクションオーブン等の大量調理機器による調理方法が含まれています。また揚げ物は、揚げ油の給油率から求められる分量で記載される等、大量調理を考慮したレシピとなっていますので、家庭で調理する際は、調理機器及び調味料の分量等に注意してください。
「しずおか健幸惣菜」については、こちら
- しずおか健幸惣菜(けんこうそうざい)
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静岡県ちゃっぴーのキッチン(外部リンク)
レシピは、クックパッド「静岡県ちゃっぴーのキッチン」でも公開しています。
シニア世代のためのレシピ集 低栄養を予防して元気に長生き!
地産地食のレシピ集 生活習慣病を予防しよう!
- 地産地消の健康レシピ集(平成25年3月) (PDF 2.4MB)
- 地産地消の健康レシピ集(平成26年3月)P1~6 (PDF 2.7MB)
- 地産地消の健康レシピ集(平成26年3月)P7~12 (PDF 3.9MB)
- 地産地食の野菜レシピ集(平成27年3月) (PDF 2.4MB)
- 地産地食の野菜レシピ集(平成28年3月) (PDF 5.5MB)
- 地産地食の野菜レシピ集Vol.5(平成29年3月) (PDF 2.6MB)
たばこ対策
受動喫煙防止
たばこの煙には、64種類の発ガン物質をはじめ、約4,000種類以上の化学物質が含まれています。なかでも、ニコチン、タール、一酸化炭素が3大有害物質とされています。これらの有害物質のため、たばこを吸う方は、がん、循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患、糖尿病などの病気を引き起こす原因となります。
また、たばこを吸わない方でも、受動喫煙により、健康被害を受ける危険性があります。特に子どもは、気管支喘息、中耳炎、乳幼児突然死症候群などの危険性が高くなります。たばこの煙による害をなくすようにしていくことが大切です。
禁煙外来・禁煙支援薬局名簿(2023年度版)
「禁煙したいけど、離脱症状がつらいのでは」と迷っていませんか。
たばこがやめにくいのは、意志が弱いからではなく、ニコチン依存症になっているためです。
禁煙補助薬を用いると、つらい離脱症状が抑えられ、比較的楽にやめることができ、自力での禁煙に比べて、成功率が高いという報告もあります。
たばこをやめようと思ったら、自分に合った方法について、医療機関や薬局に相談してみませんか。
東部健康福祉センターでは、禁煙外来や禁煙相談、COPD治療に対応している医療機関や禁煙補助薬の取り扱いや禁煙相談に対応している薬局を掲載した禁煙外来・禁煙支援薬局名簿を作成しています。
(掲載管内市町:沼津市、三島市、裾野市、伊豆市、伊豆の国市、函南町、清水町、長泉町)
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禁煙外来・禁煙支援薬局名簿(2023年版) (PDF 1.1MB)
名簿冊子を希望する方は、当課(055-920-2112)に連絡をお願いします。
歯と口の健康づくり
歯の数と寿命には深い関係があります。
歯の本数が少ないと死亡リスクが上昇することがわかってきました。
自分の歯を1本でも多く健康に保つことは、健康づくりにおいて重要です。
歯を失う原因は主に、むし歯と歯周病です
歯を丈夫にして、歯の健康寿命を伸ばすには、こどもも大人もフッ化物を使うことが効果的です
静岡県においては、永久歯のむし歯予防のため、集団でのフッ化物洗口を推進しています。
伊豆の国市・伊豆市・函南町では、幼稚園・保育所から小中学校まで、地域ぐるみで園(所)や学校においてフッ化物洗口に取り組み、むし歯予防が効果的に行われています。
1)令和4(2022)年12月、厚生労働省から「フッ化物洗口の推進に関する基本的な考え方」について、各都道府県等に通知されました。
2)県では、国の「フッ化物洗口の推進に関する基本的な考え方」についての通知を踏まえ、歯の健康格差を縮小するために、啓発用のリーフレットを作成しました。
3)厚生労働省から、フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法の通知がありました。
フッ化物配合歯磨剤の効果的な使い方が示されています。
4)こどもから高齢者までフッ化物の利用が重要です。大人もフッ化物の利用を意識しましょう。
歯を失わないために歯周病予防も大切です
歯周病の危険因子を知って効果的に予防しましょう。
熱中症予防
熱中症とは
高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かず、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。重症の場合、命にかかわることもありますので、熱中症の知識と対処法を身につけ、熱中症から体を守りましょう。
熱中症に関するより詳しい情報はこちら
熱中症の予防
熱中症予防行動のポイント
(1)暑さに備えた体づくり(季節が暑くなる前に準備しておく:暑熱順化)
- 無理のない範囲で、適度な運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分以上)により、汗をかきやすい体質をつくる
- 運動のあとには、水分を忘れずに補給する
(2)暑さを避ける、身を守る
室内では・・・
- 扇風機やエアコンで温度を調節
- 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
- 室温こまめに確認
- 暑さ指数(WBGT)※を参考に
※暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、日射・輻射、風の要素を取り入れた指標
屋外では・・・
- 日傘や帽子の着用
- 日陰の利用、こまめな休憩
- 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
体の蓄熱をさけるために・・・
- 服装は、乾きやすく、通気性のいい素材で、涼しいものを選ぶ
- 保冷剤、氷、冷たいタオル等で体を冷やす
(3)こまめに水分を補給する
- 室内でも、屋外でも、喉の渇きを感じなくても、こまめに水分・スポーツドリンクなどを補給する
- 1日あたり1.2リットルを目安に水分補給する
- 大量に汗をかいたときは、塩分も忘れずに補給する
(4)栄養バランスの取れた食事
- 3食しっかり食べる
- 野菜、果物をとる(ミネラルやビタミンを多く含む)
- 豚肉・大豆製品・うなぎ等をとる(ビタミンB群を含む)
(5)十分な睡眠
- 1日7~8時間を目安に、睡眠をとる
- 就寝・起床の時間を決め、睡眠のリズムを整える
暑さ指数(WBGT)や「熱中症(警戒・特別警戒)情報」の発表状況を参考にしましょう!
熱中症を予防するため、自宅や職場等に暑さ指数(WBGT)を測定する機器を購入したり、環境省が発表する「熱中症(警戒・特別警戒)情報」の発表状況を確認したりすることも有効です。
詳しくは、環境省熱中症予防情報サイトを御確認ください。
熱中症かな?と思ったら
熱中症を疑う場合は、以下を参考に行動してください。
給食運営のレベルアップのために
自主的に組織された団体の活動を支援しています。
静岡県給食協会沼津伊豆支部
給食施設の団体です。会員施設の管理者や従事者が、給食運営管理の向上のため、同じ職域や職種同士または職域や職種を越えて、研修会や施設見学会を開催したり、情報交換を行っています。
健康教育教材の貸出し
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このページに関するお問い合わせ
静岡県東部健康福祉センター健康増進課
〒410-8543 沼津市高島本町1番地の3
電話番号:055-920-2112
ファクス番号:055-920-2194
kftoubu-kenzou@pref.shizuoka.lg.jp