お肉はよく焼きで!

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ページID1047834  更新日 2023年12月21日

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皆さんは、「カンピロバクター」「腸管出血性大腸菌」を聞いたことがありますか。これらは、お肉によく付いている食中毒を起こす細菌です。近年、生肉や加熱不足のお肉による食中毒が増えています。

年末年始には、家族や友人との会食の機会が多くなります。お肉は「よく焼きで!」を合言葉に、食中毒にならないように気を付けましょう。

生の肉類には食中毒菌がついています

家畜の腸内には様々な食中毒菌が存在し、と畜場でお肉にする過程でお肉やレバーに付着してしますことがあります。これらを生で食べることはリスクがあります。

「新鮮だから安全」ではありません!重症化すると命に関わることがあります。

主な食中毒
主な病原体 主な原因食品 主な症状や特徴
カンピロバクター

鳥刺し、鶏たたき、鶏レバ刺し等

加熱不十分な鶏肉

  • 下痢、腹痛、発熱、おう吐
  • 市販鶏肉の20から100%からカンピロバクターが検出
  • 感染後に「ギラン・バレー症候群※」を発症することも ※手足の麻痺、顔面神経麻痺、呼吸困難等を起こす
  • 20歳代の食中毒患者が多い
腸管出血性大腸菌O157など

牛刺し、牛ユッケ等

加熱不十分な牛肉

汚染された野菜・果物類

浅漬け

  • 発熱、腹痛、下痢(水様便、血便)
  • 重症化すると、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの合併症を発症する

食中毒の予防方法

食肉の中心部までしっかり加熱しましょう

  • お肉のやレバーの内部まで病原体が入り込んでいることがあります。
  • よく加熱し、内部まで、白っぽく色が変化したことを目安にしましょう。

調理器具等からの汚染にも注意しましょう

  • 焼肉等の際は、生肉を取り扱うはしやトングは専用のものを使い、食べる際には、必ず別の清潔なはしを使いましょう。
  • 生肉に触ったら、よく手を洗いましょう。生肉に触れた器具もよく洗いましょう。

外食でも、よく加熱された肉料理を選びましょう

  • 飲食店であっても、生又は加熱不十分な肉料理による食中毒が発生しています。
  • よく加熱された肉料理を選んで、楽しい食事にしましょう。

野菜・果物類は流水でよく洗いましょう

  • 汚染を受けた野菜・果物類の生食や浅漬けが原因となることもあります。
  • レタスなどの葉菜類は、一枚ずつはがして流水で十分に洗いましょう。
  • ブランチング(100℃の湯に5秒程度通す)したり、食品用の洗浄剤や、次亜塩素酸ナトリウム等を使用したりすると効果的です。
  • 野菜・果物類は、カット、盛り付け等の調理後はすぐ食べるか、冷蔵庫で保管しましょう。

写真:静岡県からのお知らせ 年末年始お肉は「よく焼きで!」

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部生活衛生局衛生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3708
ファクス番号:054-221-2342
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