会田富士[虚空蔵山]
- エリア
- 中部エリア
- 名称
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会田富士[虚空蔵山]
- 読み
- あいだふじ[こくぞうさん]
- 標高
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1,139m
- 地域
- 長野県松本市・東筑摩郡筑北村
山頂から、安曇野平が一望できる、地域のシンボル的な山。
日本各地にある虚空蔵山のひとつで、その名の示すとおり信仰の山。山頂直下にある大きな岩の間にある岩谷神社には、諏訪明神の本地仏である虚空蔵菩薩が祀られている。尾根筋は3つあり、北は東筑摩郡筑北村、南は松本市四賀の両市村境に位置し、南側(松本市側)から見ると富士山に似ていることから、会田富士と呼ばれ親しまれている。麓の会田宿は、かつては北国西街道と江戸街道の交差する交通の要地だった。戦国時代には、かつて信州と上州にまたがり地域を支配していた海野氏の一族・会田氏の本城(虚空蔵山城)が築かれていたが、松本城主・小笠原氏により滅ぼされた。山城であったため、いたるところにのろし台と要塞の跡が残っている。頂上には、「虚空蔵山城跡」の標柱がある。
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