利賀富士[尾洞山]
- エリア
- 中部エリア
- 名称
-
利賀富士[尾洞山]
- 読み
- とがふじ[おどうやま]
- 標高
-
943m
- 地域
- 富山県南砺市
飛騨街道の要路にあり、神が鎮座する山。
尾洞山はこの地方では珍しい独立峰。神が鎮座する山、「神奈備山」が正式な山名といわれている。この山がある五箇山には、平家の落人伝説や南北朝時代の南朝の遺臣伝説が伝わっており、南北朝の戦いが終わった約500年前に、五箇山に逃れていた南朝方の武士である大戸院が、「遠くの方に北向きの住み心地のよい山がある」とこの地に移り住んだ。その後、「大戸の院」から「大戸山」と呼ばれ、現在の名前になったとされる。また、この山は古くから飛騨街道の要所にあり、その美しい姿から利賀富士と呼ばれて、旅人や地元の人々に親しまれ愛されている。
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