信濃富士[黒姫山]
- エリア
- 中部エリア
- 名称
-
信濃富士[黒姫山]
- 読み
- しなのふじ[くろひめやま]
- 標高
-
2,053m
- 地域
- 長野県上水内郡信濃町
野尻湖の西にあり、台形状の整った姿から信濃富士と親しまれている。
黒姫山は妙高山、戸隠山、飯縄山、斑尾山と並ぶ北信五岳のひとつで、日本二百名山のひとつにも数えられる。南東方向から見た整った姿から信濃富士と呼ばれるようになった。古くから信仰の対象とされており、山の名称の由来ともいわれている「大蛇になった黒姫」という黒姫伝説がある。富士火山帯に属するコニーデ型の火山で、2,053mの標高点は外輪山にある。外輪山と中央火口丘の間には火口原があり、「黒姫山湖沼・湿原群」として日本の重要湿地500のひとつに選定される七ツ池、大池などの池沼がある。黒姫山の山頂には石祠と二等三角点があり、妙高山を見ることができる。俳人の小林一茶は黒姫山を「霞やら 雪の降やら 古郷山」と詠っている。
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