平成22年度 黄綬褒章受章者(技能功労)の紹介
平成22年度黄綬褒章受章者(技能功労)の紹介
春の受章者(50音順・敬称略)
内藤 久美子 (沼津市) 美容師
有限会社YOSHIRO
新しいヘアスタイルの創作、新技術の開発、芸術性の追求等、美容業界の技術向上に大きく貢献した。コンテストにおける主な入賞歴は国内大会の活躍だけでなく、世界美容技術選手権大会で国別団体総合優勝を果たすなど、その卓越した技能及び創作力は業界で広く周知されている。
吉田 孝行 (湖西市) ダイカスト工
アスモ株式会社
アルミ溶解炉の排熱を材料の余熱に活用することを可能にする新型炉の開発に携わり、エネルギー費の大幅な低減と工場環境の向上を実現した。また、金型内の空気を減圧して鋳造する「真空ダイカスト法」の実用化によって鋳巣などの不良を激減し、製品の品質向上にも貢献した。
秋の受章者(50音順・敬称略)
加藤 鴻三郎 (沼津市)
株式会社鴻工業所
48年間、配管工として従事し、卓越した見識と旺盛な研究心により配管業界に多大な貢献をした。特に、現在標準化されている配管離脱防止部材や数多くの工具を考案・試作して作業効率の向上に寄与した他、技能検定委員を務めるなど、後進育成においても活躍している。
髙橋 一雄 (静岡市葵区)
高橋竹工芸
駿河竹千筋細工の伝統工芸士として技能・技術の研鑽に努めた結果、「柾(まさ)曲げ」の技法を考案し、竹細工業界において従来には無かった多種多様な製品の製作を可能にした。また、意欲的に全国各地で開催される伝統工芸展等に作品を出品し、数々の賞を受賞している。
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