沼津港港湾振興ビジョン
沼津港港湾振興ビジョンの推進
沼津港は、平成12年に国土交通省から、地域の振興に重要な役割を果たすことが期待される港として、『特定地域振興重要港湾』に選定されました。これを受けて、県が中心となり、平成14年に「観光」を振興の軸とした『沼津港港湾振興ビジョン』を策定しました。
「港湾振興ビジョン」における整備方針
県東部の物流の拠点、西伊豆への観光交通拠点として、また防災拠点として港湾機能の充実を図るとともに、魚市場周辺の特性を生かした商業・飲食などのサービス機能の充実を図り、内外から多くの人々が集うにぎわい拠点を形成します。
外港
県東部の物流拠点及び災害時の防災拠点として、大型船が安全に入港できる港づくりをすすめ、船舶の大型化に対応するとともに災害時の緊急輸送活動に貢献します。
内港
西伊豆への海からの観光拠点、沼津市のファイブエントランスの一つである南のにぎわい拠点として貢献します。
内港水域の効率的な利用を推進し、港の機能を強化します。
マーケットモールの整備を行い、水産物、地元名産の販売、飲食エリアを提供することにより、沼津港の賑わいの拠点として貢献します。
- 旅客ターミナルの整備を行い、観光案内所、券売所、水産物販売などにより観光活動の展開へ貢献 します。
倉庫を活かした体験施設と散策路の整備により港の賑わいを創出します。
休憩施設の整備により市民に憩いの場を提供します。
- 立体駐車場の整備により、集客力の向上、港の利便性を高めます。
「港湾振興ビジョン」の推進
ビジョンを効果的かつ円滑に推進するために、事業の分担や推進手法を定めたアクションプログラムを策定しており、港湾施設となる基盤整備は県が、上物の施設整備は民間能力を活用して整備することとしています。これに基づいて、平成19年度までに、大型展望水門「びゅうお」や水産複合施設「沼津魚市場INO(イーノ)」などが整備されました。
このたび、事業の進捗状況や、沼津港を取り巻く経済・社会情勢の変化等を踏まえ、平成20年度~24年度のアクションプログラムを策定しました。
本プログラムでは、波除堤や津波胸壁等の基盤整備事業を県と市が行い、マーケットモールや旅客ターミナル等の施設整備事業を、行政と民間の連携により行うこととしており、引き続き、市や民間事業者と連携して「みなとまちづくり」を推進していきます。
アクションプログラム詳細(沼津土木事務所ホームページ
- 完了事業
- 大型展望水門「びゅうお」、緑地、「沼津魚市場INO(イーノ)」等
- 継続事業(一部供用)
- 立体駐車場、付替道路、津波胸壁等
- 計画事業
- マーケットモール、旅客ターミナル、散策・体験施設、県有魚舎等
このページに関するお問い合わせ
交通基盤部港湾局港湾企画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2614
ファクス番号:054-221-2389
kouwan_kikaku@pref.shizuoka.lg.jp