特定地域振興重要港湾松崎港
港湾整備と地域振興の基本方針
現港と新港の役割分担
現港と新港が受け持つ機能を、松崎新港の整備計画、松崎港及び周辺の土地利用や施設整備などの現状との整合を図って次のように設定し、2つの港の役割が十分発揮できるような整備を進めます。
【現港】:人流機能、交流機能
- 現在就航している旅客船の基地として、松崎観光の玄関口としての役割を果たします。石材の取扱は新港に移すため、ダンプが町並みから一掃されます。
- これとともに、既存の商店街や観光資源に近い立地特性を活かして、観光客と地域住民などとの交流拠点として利用します。
【新港】:物流機能、人流機能、防災機能
- 石材などの積出港として、物流拠点としての役割を担います。
- また、将来のフェリーによる駿河湾海上交通ネットワークの形成などに対応し、フェリー利用者のための松崎観光の玄関口としての役割を担います。
- 地域防災面では、西伊豆地域の防災港としてその役割を果たします。
現状 |
将来 |
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人流機能、物流機能 |
現港:人流機能(旅客船)、交流機能、防災機能 |
観光資源などとの連携による地域振興
松崎町内には、歴史と文化を今に伝える観光資源が数多く残されており、歴史の散歩道などの観光ルートが整備されていますが、松崎港との連携は希薄となっています。
松崎港が、松崎観光の玄関口としての役割を発揮するために、港湾事業においても観光活動を支援する施設を整備するとともに、港を起点とした観光ネットワークなどを整備し、町内の観光資源と港の連携による地域振興を進めます。
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