みなとの計画 概要
港湾計画
「港湾計画」は、重要港湾以上の港湾において、概ね10年程度の将来を目標年次として、港湾の開発、利用及び保全の方針を明らかにするとともに、将来の貨物量や船舶乗降客数などの取扱能力に応じた港湾施設の規模や配置、また、港湾の環境整備や保全に関する事項などについて、港湾管理者が策定する法定計画です。
清水港長期構想
開港120周年を迎えた清水港がさらなる飛躍を遂げるため、海運や物流などの世界的な情勢の変化や清水港を取り巻く様々な課題等を考慮し、これまでの延長線上ではなく、第4次産業革命と呼ばれるAIやIoTによる技術革新を見据え、おおむね20年後の清水港の将来像を示すものとして、「清水港長期構想」を策定しました。
清水港長期構想検討委員会
静岡県では、清水港を取り巻く社会情勢の変化等を見据え、おおむね20年後の清水港の将来像となる長期構想を策定するため、様々な分野の有識者等からの助言や意見を伺う「清水港長期構想検討委員会」を設置しました。
駿河湾港アクションプラン
「駿河湾港アクションプラン」は、静岡県の主要港湾である清水港・田子の浦港・御前崎港を駿河湾港として捉え、物流と危機管理対策の機能分担・相互補完の考え方をまとめたもので、静岡県の港湾管理者として取り組む施策の方向性となります。
「駿河湾港アクションプラン」推進計画検討委員会
駿河湾港アクションプランに基づき、駿河湾港の港湾空間利用のあるべき姿(港湾機能のゾーニングや施設配置)を短期・中期・長期に整理し、とりまとめるため、学識経験者や港湾業界団体、行政機関からなる委員会での審議やその下部組織である幹事会での検討とともに、それらの情報を公開し、港湾利用者や県民、市民から意見を聴取しました。
駿河湾港整備基本計画
「駿河湾港整備基本計画」は、「駿河湾港アクションプラン」推進計画検討委員会での審議を経て、「物流・産業」、「防災・危機管理」及び「交流・生活・環境」の3つの視点から、概ね30年先を見通した駿河湾港のあるべき姿とその実現に向けた必要な施策をとりまとめた計画であり、駿河湾港の機能の高度化、高質化に資する、整備構想の基礎となるものです。
御前崎港再生可能エネルギー導入
港湾において、再生可能エネルギー関連事業の導入を促進していくため、御前崎港の港湾区域内に「再生可能エネルギーゾーン」を位置づけ、事業導入に向け、「御前崎港再生可能エネルギー導入検討協議会」を設立しました。
清水都心WF地区の開発マネジメントに関する会議
県は、静岡市と共に、JR清水駅周辺から清水港江尻・日の出地区の一帯を「清水港都心ウォーターフロント(WF)地区」と位置付け、清水都心WF地区の開発基本方針を示し、エリアマネジメントを推進するため「清水都心WF地区開発推進会議」(以下、「推進会議」)を設置しました。また、推進会議からの求めに応じ、清水都心WF地区の開発基本方針について助言を行ない、さらには、全体計画や各事業所の個別プロジェクトの設計及び施工段階において、都市デザインに関する助言や提言を行う「清水都心WF地区デザイン専門家会議」を併せて設置しました。
清水都心WF地区開発基本方針
清水都心WF地区の開発に係る官民の事業主体が、地区の将来像(目指す姿)を共有・共感し、地域ぐるみで国際港湾都市にふさわしい“みなとまちづくり”に取り組む「価値共創」の指針として、「清水都心WF地区開発基本方針」を策定しました。
清水港みなと色彩計画
清水港・みなと色彩計画は、自然景観に調和するよう周辺の色彩に工夫や演出を加え、美しく、人にやさしく、楽しく、機能的で、活気や潤いのある港づくりを目指したガイドプランです。
このガイドプランは、港湾関連企業の方々の理解や協力を得て、市民参加による景観づくりを進めています。
沼津港みなとまちづくり推進計画
県東部の物流の拠点、西伊豆への観光交通拠点及び防災拠点として港湾機能の充実を図るとともに、魚市場周辺の特性を生かした商業・飲食などのサービス機能の充実を図り、内外から多くの人々が集うにぎわい拠点を形成します。平成14年の沼津港港湾振興ビジョン策定以来、県、市、関係者の連携のもと整備を進めてきましたが、沼津港を取り巻く情勢の変化に対応するため、平成27年12月、“みんなで創り、みんなが集う「ガーデンポート」”をキャッチフレーズとした「沼津港みなとまちづくり推進計画」を策定しました。
松崎港港湾振興ビジョン
現港と新港が受け持つ機能を、松崎新港の整備計画、松崎港及び周辺の土地利用や施設整備などの現状との整合を図って次のように設定し、2つの港の役割が十分発揮できるような整備を進めます。
海岸保全基本計画
総合的な海岸の保全を進めるため「防護」「環境」「利用」の調和のとれた海岸づくりを目指し「海岸保全基本計画」を策定しました。
農山漁村地域整備計画(交付金)
静岡県交通基盤部港湾局は、所管する水産基盤整備事業および漁港海岸整備事業を対象に農山漁村地域整備計画(交付金)を策定しました。
地域再生計画
地域再生計画とは、地域再生法に基づき、地域が行う自主的かつ自律的な取組による地域経済の活性化、地域における雇用機会の創出その他地域の活力の再生(地域再生)を総合的かつ効果的に推進するため、地方公共団体が作成し、内閣総理大臣の認定を受けた計画です。
認定を受けた地域再生計画に対する特別措置として、地方創生整備推進交付金(旧地域再生基盤強化交付金)の活用による、地域における経済基盤の強化や生活環境の整備等、港湾と漁港の一体的な整備が可能となります。
静岡県みなと津波避難タワー設計手引書(案)
港湾・漁港の津波避難困難エリアを解消するために整備するタワー等を設計するための参考資料として、「静岡県みなと津波避難タワー設計手引書(案)」を作成しました。
本手引書は、本県の特性を踏まえ、国土交通省港湾局の“港湾の津波避難施設の設計検討WC(ワーキンググループ)”が策定した「港湾の津波避難施設の設計ガイドライン」(H25年10月)を補完したものです。
上記のページで公開されている各種資料(PDFファイル)は、静岡県庁港湾企画課(本館2階)で閲覧できます。
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このページに関するお問い合わせ
交通基盤部港湾局港湾企画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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