活動認定No.39 南条の里農地保全会(富士宮市)×常葉大学社会環境学部
遊休農地を利用し、環境に優しい大豆関連食品を生産します!
大豆の種まき作業を行いました!
平成27年7月4日、大豆の種まき作業を行いました。参加人数は、常葉大生8名、教授1名、南条の里農地保全会13名でした。
常葉大学富士キャンパス社会環境学部と南条の里農地保全会の両者は、農村環境保全活動の持続性・自律性を高めるため、平成24年から会の管理する遊休農地を利用し、環境に優しい豆腐及び大豆関連食品を生産するための大豆栽培(大豆プロジェクト)を通じた協働活動に取り組み、地域のさらなる活性化を図っています。
今回まいた大豆の種は県産のフクユタカ10キログラムで、南条の里農地保全会の牧野代表によると「今年は土の状態も良いので600キログラムの収穫が得られるのでは。」とのことでした。収穫された大豆は、おからがでない「『まるごとふじとこ』豆腐」や南条の里産のお米を混ぜて作られる味噌に加工・販売されます。
「一社一村しずおか運動」について、常葉大学富士キャンパス社会環境学部の池田教授は、「今回はゼミ生ではない1年生(特に1年生)も多く参加してくれた。農業はもちろん、このような協働活動に興味を持ってもらえると嬉しい」と話してくれました。また、南条の里農地保全界の牧野代表も「次の世代を担う若者が農業に関心を持ってくれて嬉しい。」と、学生たちの活動への参加を喜んでくれました。
協定式が行われました!
平成26年2月16日に、「南条の里農地保全会」(以下、保全会)と「常葉大学富士キャンパス社会環境学部」(以下、常葉大学)の一社一村しずおか運動の認定式が、同日に保全会が主催した蕎麦まつりの会場である西の原集会所(富士宮市下条)において行われました。
式には、保全会からは保全会の代表とメンバー、常葉大学からは教授と学生が出席しました。当日は、蕎麦まつりに来場した地域住民が見守る中、雄大な雪景色の富士山を背景に、富士宮市長の立会いのもと、富士農林事務所長から両者に対して認定書が交付されました。
保全会は、県が推進するふじのくに美農里プロジェクトの活動組織で、農業者はもとより地域の学校や様々な組織を交えて農道や水路の清掃、景観作物の植栽等を行っている組織です。常葉大学は、地域活性化事業の一環として廃棄物(おから)のでない豆腐の研究(大豆プロジェクト)を進めています。保全会と常葉大学の両者は、遊休農地を利用し、環境に優しい豆腐及び大豆関連食品を生産するための協働に平成24年度から取り組み、地域の更なる活性化を図っています。
このような両者の活動は静岡県が推進している、それぞれの資源・人材・ネットワーク等を活かし、双方にメリットのある協働活動を目指す「一社一村しずおか運動」の趣旨に合致するため、このたび静岡県が「一社一村しずおか運動」として認定する運びとなりました。
両者からは、この認定を機に、協働活動の更なる活発化を目指していくとの抱負が述べられました。
活動団体の紹介
下条下区農地・水・環境保全会
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