認定事例No.6 静岡大学農学部×梅ヶ島大代地区(静岡市葵区)
茶園の管理など農作業や集落の環境保全を行っています!
梅ヶ島大代地区で全長234mの流しそうめん大会が行われました!
平成30年8月15日(水曜日)、大代地区で「流しそうめん大会」が行われました。
この取組は静岡大学の学生が発案し、毎年地区外に住む方々が帰省をするお盆の時期に行われています。そうめんが流れる竹は大代地区の中心部を通る集落道の坂道を利用し、なんと全長は234m。竹の調達や加工作業を学生と地域住民が協力して行います。
当日は地域住民や里帰りされた方々、静岡大学の学生やさらには過去に大代地区の協働活動に関わった静岡大学の卒業生も“第二の里帰り”として参加しました。住民の一人から、「大代に帰ってくる人の楽しそうな顔を見ると、このイベントをやってよかったと思う。この長い流しそうめんのように、大代の関係者の気持ちがいつまでも一本につながることを願っている」との思いが聞かれました。
大代の流しそうめん、“半端ない”スケールと思いのこもった協働活動です。
平成30年度の初回顔合わせが行われました!
平成30年4月21日(土曜日)に大代地区の公会堂にて行われた初回顔合わせが行われ、学生や教員、地域住民、行政関係者など100人以上が集まりました。
また、学生が歴史や水道(みずみち)、獣害等のコースに分かれて、大代地区の農業や歴史について学び、課題の抽出を行いました。学生をはじめ、教員や地元住民から、「この活動を通して、課題解決の能力を身に付け、社会で活躍できる人になってほしい」「今後も、大代地区と静岡大学との活動を継続していきたい」など熱い思いを聞くことが出来ました。
活動報告会が行われました!
平成29年12月9日(土曜日)には、1年間の活動の締めくくりとして、研究の成果を発表し、地区住民への感謝を伝えました。地区内の公会堂へ、学生、教員、地区住民、行政関係者など100人以上が集まり、熱気のある報告会となりました。2、3年生による16件の発表では、教員から、「年を追うごとに、学生の発表内容が具体化してきており、踏み込んだ発表ができた。」と評価を受けました。また、先日、大代地区が「ふじのくに美しく品格のある邑」の知事顕彰を受けており、その旨が表彰式に出席した教員と学生から報告されました。地区代表からは、「この受賞には、学生の力が大きくかかわっている」と大学側への感謝がありました。最後に、大代地区の皆さんから、
「先日学生と全戸住民が共同実施した水源地の工事のおかげで、今後の管理の手間が減る事が期待され、非常に助かっている。」
「今後も、大代と静大との協働が継続されていくことを期待している。」などの感想が寄せられました。
梅ヶ島大運動会を盛り上げました!
平成28年9月25日(日曜日)に梅ヶ島中学校グラウンドで行われた、梅ヶ島地域で長年続く「梅ヶ島大運動会」へ 静岡大学農学部農業環境演習履修学生、教職員ら計40名程が参加しました。
この運動会は、こども園の園児から老人会のお年寄りまで地区総出で行われ、一日中、老いも若きも一緒になって競技や応援で盛り上がりました。
普段は大代地区で活動する学生達にとっても、梅ヶ島地域の皆さんと触れ合える貴重な機会となりました。
お茶収穫の手伝いを行いました!
平成28年6月に1年生~3年生約15人が、地区内の農家のお茶刈り・収穫の手伝いを行い、実際の農作業を体験しました。
静岡大学農学部農業環境教育プロジェクト
大代地区での農業体験を通じて、人と交流を持ち、活動の中で感じ学んだことを活かし、地域での課題を見つけそれを解決することのできる「農業環境リーダー」の育成を目指す。本プロジェクトは3年間かけて行い、毎年10日以上の農業体験を実
施している。
静岡市葵区梅ヶ島大代地区
標高約700mほどの中山間地域。その山頂には緑の美しい茶畑が広がる。過疎化、高齢化が進んでおり、住民は40人程度。そのほとんどが農業を営んでいる。
静岡大学が、大代地区への年度最初の地区訪問を行いました!
平成27年4月25日13時00分から、静岡市葵区梅ケ島大代地区の大代地区公会堂において、本年度最初の地区訪問が行われました。
今回は、今年最初の地区訪問ということで、出席者全員の自己紹介や今年のプロジェクトの進め方の説明の後、地区内を、グループに分かれてさまざまな取組みを行いました。
出席者は、静岡大学農学部1年生45人、2,3年生18人、4年生ほかの農業環境リーダー7人学校関係者10人、地域住民15人(子供を含む。)、行政関係者(中部農林、静岡市役所)7人など、総勢約100人が狭い大代地区公会堂に集合し、お祭りのような状態になりました。
- 農作業体験コース1(トマト試験栽培)
- 農作業体験コース2(しいたけ栽培)
- 地域の歴史散策(戦国時代の遺構等)
- 梅ヶ島地域の視察(黄金の湯等)
- 生活環境の現地視察(水源地視察)
お祭りを行いました!
去る平成26年8月15日、静岡大学の学生たちが、大代地区のお祭りに参加し、地域のかたとの交流活動を行いました。
この日は、お天気に恵まれなかったにもかかわらず、子どもから大人まで多くの方が参加し、楽しい時間を過ごしました。
お祭りでは、地区内の道路を使って、全長250mもの「流しそうめん台」が出現。この流しそうめんは、静大生が企画しました。また、静大生やOBが変装して、お祭りを盛り上げていました。
ちびっこたちは、夏休みの楽しい思い出になりました。
静岡大学農学部と大代地区の活動を認定!
静岡大学農学部は「一社一村しずおか運動」の登録農村である「大代地区」をフィールドとして、農業体験を通した「環境リーダー」の育成を目指す3年間の農業環境教育プロジェクトを実施しています。
平成19年4月28日に第1回の訪問を行い、このときの活動の様子はテレビでも放送されました。
今回、6月9日、10日に1泊2日で第2回目の協働活動を行い、はじめに「一社一村しずおか運動」の認定交付式が行われました。認定交付式終了後は、あいにくの雨模様でしたが、大代地区の農業者6人と静岡大学の学生13人が、茶園の草刈りを行いました。
静岡大学農学部と大代地区が協働活動を開始!
静岡大学農学部は「一社一村しずおか運動」の登録農村である「大代地区」をフィールドとして、農業体験を通した「環境リーダー」の育成を目指す3年間の農業環境教育プロジェクトを実施します。平成19年4月28日(土曜日)に、ガイダンスと地元との顔合わせを兼ねて、第1回の活動を行いました。当日は、学生23人を含む42人が参加し、梅ヶ島や大代地区について説明を受けたあと、小グループに分かれ、地元の方々の指導を受けながら、茶園の中耕、シイタケのホダ木運搬など農作業を体験しました。次回は、空き家を利用した1泊2日の活動を予定しています。
これまで企業と農村の取組事例はありましたが、教育機関と農村の事例は初めてで、今後の活動が期待されます。
静岡大学農学部農業環境教育プロジェクト
- 大代地区での農業体験を通じて、人と交流を持ち、活動の中で感じ学んだことを活かし、地域での課題を見つけそれを解決することのできる「農業環境リーダー」の育成を目指しています。
- 本プロジェクトは3年間かけて行い、毎年10日以上の農業体験を実施しています。
静岡市葵区大代地区の概要
- 静岡市葵区梅ヶ島大代は、静岡駅から安倍川沿いに車で約1時間20分北上した、標高720mの中山間地域です。
- 人口は12世帯45人で、茶、シイタケ、ワサビを栽培しています。
- 清らかな水と澄んだ空気、肥沃な土壌など恵まれた環境のもと栽培する高級茶が特産物です。
- 集落に入るとすぐに、緑いっぱいの景色と森林の香りに包まれます。
- 草刈などを集落ぐるみで行い、管理を徹底しているため、美しい茶園が広がっています。
このページに関するお問い合わせ
経済産業部農地局農地保全課
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