β(ベータ)-クリプトキサンチンとは?

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ページID1027540  更新日 2024年8月2日

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βークリプトキサンチンとは?

「みかんを食べると健康に良いって聞いたんだけど・・・」

「みかんで発がん抑制ができるってホント?」

・・・等々、今話題のうんしゅうみかんの新機能性についての疑問、質問についてお答えします。

Q1.「βークリプトキサンチン」てなに?

β(ベータ)-クリプトキサンチンとは、「カロテノイド」と呼ばれる成分の一種です。カロテノイドはこのほかに、「α-カロテン」「β-カロテン」「リコピン」などの種類があります。β-クリプトキサンチンは、うんしゅうみかんのほか、オレンジやグレープフルーツなどにも含まれています。

Q2.どのみかんにも「βークリプトキサンチン」は含まれているの?

Q1で述べたように、β-クリプトキサンチンはオレンジ類にも含まれています。しかしこれらに含まれているβ-クリプトキサンチンの量は、ごくわずかです。これに対し、うんしゅうみかんに含まれている量は、オレンジの約10倍といわれ、特異的に多く含まれていることが、研究の結果わかりました。

Q3.うんしゅうみかんを食べると、骨粗しょう症を予防できるって本当?

うんしゅうみかんには、β-クリプトキサンチンという成分が、多量に含まれているということはQ2で述べましたが、実はこのβ-クリプトキサンチンという成分が、骨粗しょう症を予防するという結果が、農研機構果樹研究所の研究成果により明らかになりました。実験結果によれば、β-クリプトキサンチンを1日に3mg摂取すると、効果が期待できるとのことです。

Q4.どのくらいうんしゅうみかんを食べるといいの?

うんしゅうみかん1個(約100g)には、1mg以上のβ-クリプトキサンチンが含まれています。このことから毎日3個のうんしゅうみかんを食べると、健康のためにも大変良いと思われます。

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