第4回移動教育委員会開催 藤枝市立藤枝中学校を視察(11月6日)
一人一台端末やグループウェアなど、ICTを取り入れた授業づくりに積極的に取り組む藤枝市立藤枝中学校を視察し、意見交換を行いました。
施設及び授業見学
藤枝市は、令和2年度に一人一台端末を導入するとともにソフトバンク社と包括連携協定を締結。藤枝中学校を最初の実証モデル校として、ペッパーも活用してプログラミング等に取り組んできました。
同校では、現在、一人一台端末のより効果的な活用に向け授業づくりに励んでいます。見学時には、端末を使って生徒が自分の考えを表明し意見交換をしたり、地球環境史ミュージアムとオンラインで繋ぎ展示物を投影しながら授業を行うなど、ICT機器を活用して学びを深める姿が見られました。
その他、「歌うこと」を教育の柱としている同校の生徒が、コロナ禍中に手話による校歌の「合唱」を提案し、協力をして見事に実現した映像や、市内の学校と連携し事務の効率化に取り組む共同学校事務室、不登校生徒の教室復帰等を支援するために設置された登校支援教室といった特色ある施設を視察し、同校の取組について説明を受けました。
意見交換
教育委員からは、一人一台端末を活用しながら授業に取り組む環境に感心の声が挙がる一方で、必ずしも全ての授業でICT機器が最適な手法とは限らず、ねらいや目標に応じて有効性を吟味する必要があるなどの課題も提示されました。
授業づくりや生徒指導など様々な場面におけるICT機器の活用に関する説明を受け意見を交わす中で、教員にも新たな機器や技術を活用するためのスキルが求められていることや、そのための学校現場に対する支援の重要性を改めて感じました。
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