平成28年2月県議会定例会知事提案説明要旨5-1
平成28年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【5.「将来を見据えた戦略的な行政運営」】(1)時代のニーズに的確に対応する機動的かつ能率的な組織づくり
次に、予算編成と組織定数改編の2つ目の基本方針である「将来を見据えた戦略的な行政運営」について、御説明いたします。
はじめに、時代のニーズに的確に対応する機動的かつ能率的な組織づくりについてであります。
組織定数につきましては、県政の重要課題に、迅速かつ的確に対応できるよう見直しを行いました。
具体的には、知事公室と地域外交局を知事直轄の組織とし、地域外交をはじめとする重要課題に対して、スピード感を持った機動的な対応が可能となる体制を整備いたします。
併せて、県と市町が一体となった施策展開を一層推進するため、企画広報部を政策企画部として再編いたします。
また、地域振興や観光などと連携し、スポーツ施策を総合的に展開するため、文化・観光部にスポーツ局を設置し、スポーツ振興業務を教育委員会から移管するとともに、2020年東京オリンピック・パラリンピックやラグビーワールドカップ2019(ニセンジュウキュウ)の開催に向けた準備体制を強化いたします。
さらに、本県の第一次産業について、“攻め”の農業施策を推進するため、農林業局を再編して農業局を設置するとともに、県産材の安定供給と需要拡大に一体的に取り組むため、森林局を交通基盤部から経済産業部へ移管して、森林・林業局を設置いたします。