平成30年9月県議会定例会知事提案説明要旨2-17

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1010816  更新日 2023年1月13日

印刷大きな文字で印刷

平成30年9月県議会臨時会知事提案説明要旨

【2.県政の概要】
(17)地域外交

次に、地域外交についてであります。

 モンゴルにつきましては、7月27日から8月1日にかけて、県議会団や経済団、高校生交流団など、総勢160人で訪問いたしました。

ウランバートルでは、バトトルガ大統領やモンゴル政府の閣僚と、親しく会談いたしました。大統領からは、これまでの本県とモンゴルとのスピード感のある交流の進展に対する高い評価と、今後の交流拡大に対する強い期待をいただきました。また、経済や教育等の各分野の協力に関する覚書を調印しているバトゾリグ食糧・農牧・軽工業大臣や、ツォグゾルマー教育・文化・科学・スポーツ大臣からは、覚書を継続したいとの申し出をいただくなど、これまでの交流の成果を再確認するとともに、モンゴルとの強固な信頼関係を実感いたしました。

さらに、先の大戦で異国の地で倒れ、望郷の念を抱きつつ、帰らぬ人となった方々をしのぶ「日本人死亡者慰霊碑」を訪問して、哀悼の意と敬意を表しました。

今後とも、モンゴルとの信頼関係に基づく交流を深め、幅広い分野で、交流の拡大を図ってまいります。

中国につきましては、先月26日から28日にかけて、袁家軍(エンカグン)省長を団長とする浙江省代表団が、本県を訪問いたしました。

袁(エン)省長の来静は初めてですが、お会いするのは、昨年11月に両県省友好提携35周年記念のために訪浙して以来となりました。対談では、友好提携40周年に向けて、両県省が、産業、観光、青少年交流の活発化や、研修員の相互派遣の強化などに取り組んでいくことで一致いたしました。

また、袁(エン)省長から、浙江省のメディアを使い、浙江省の方々に向けて、本県の魅力をより広く紹介する御提案をいただきました。富士山静岡空港と浙江省を結ぶ直行便の更なる利活用による交流の深化を期待しております。

3日間の短い滞在期間でありましたが、今回の訪問を通じまして、両県省の絆を、より確かなものとすることができました。

韓国につきましては、今月10日から14日にかけて、友好提携先の忠清南道からお招きいただき、友好協定締結5周年記念式典や、農業フォーラムなどに出席し、交流を深めてまいりました。また、本年7月に就任した梁承晁(ヤンスンジョ)知事と会談し、今後の両県道の関係強化について確認したほか、金富謙(キムブギョム)行政安全部長官、李完九(イワング)元国務総理、李御寧(イオリョン)初代文化部長官、李俊揆(イジュンギュ)前駐日大使、柳興洙(ユフンス)元駐日大使などの要人とも会談いたしました。

今後とも、忠清南道との地域間交流を軸として、韓国との交流を深化させてまいります。