平成30年9月県議会定例会知事提案説明要旨2-7
平成30年9月県議会臨時会知事提案説明要旨
【2.県政の概要】
(7)太陽光発電施設の適正な導入の促進
次に、太陽光発電施設の適正な導入の促進についてであります。
森林伐採を伴う太陽光発電施設の設置により、自然環境や景観の保全、災害への影響が懸念されることから、県では、環境アセスメントの適用範囲の拡大や、ガイドラインの作成など、太陽光発電施設の適正な導入に向けた取組を進めております。
環境アセスメントにつきましては、パブリックコメントや、静岡県環境影響評価審査会の答申を踏まえ、先月31日、実施する対象に「森林を伐採する区域」を追加するなどの改正を行い、来年3月1日から施行することにいたしました。
適正導入ガイドラインにつきましては、各市町が、地域の特性を踏まえ、より効果的な指導を行うため、本年11月までに、県と市町による検討会において、モデルとなるガイドラインを作成いたします。
これらの取組を通じまして、本県の豊かな自然や生活環境、美しい景観の保全を図りながら、太陽光発電施設の適正な導入を促進してまいります。