平成30年11月23日「医療と介護の上手な利用」をテーマに、シンポジウムを開催しました
2025年になると、静岡県では県民の約3人に1人が65歳以上になります。県民一人ひとりが、地域の医療と介護を育む一員としてできることについて、考えていくことが大切です。
第一部の基調講演では、医療法人聖徳会小笠原内科・岐阜在宅ケアクリニック理事長兼院長小笠原文雄先生をお招きして、「なんとめでたいご臨終」について、住民の視点からわかりやすくお話しいただきました。
住み慣れた地域で自分らしい最期を迎えるために、患者本人とその家族や医師、看護師等と最期の在り方について、事前にくり返し話し合うこと(アドバンス・ケア・プランニング)の大切さについてもお話しがありました。
第二部のパネルディスカッションでは、「在宅医療への理解を深めよう」をテーマに、前半は、たんぽぽ診療所院長遠藤博之先生から、「かかりつけ医」を持つことや、「かかりつけ医」に自分の人生観を伝えておくことの大切さについてお話がありました。
後半は、在宅医療で受けることができるサービス等について、医療と介護の専門職の方々に紹介していただきました。患者本人が自宅で最期を望む場合、地域で受けることができる医療サービスとして在宅医療を活用してほしい、との呼びかけがありました。
1日時・場所
- 日時
平成30年11月23日(金曜・祝日)13時30分~15時30分 - 場所
静岡商工会議所5階ホール(静岡市葵区黒金町20-8)
2プログラム
第一部:基調講演
- 演題
- 「なんとめでたいご臨終」
- 講師
-
医療法人聖徳会小笠原内科・岐阜在宅ケアクリニック
理事長兼院長小笠原文雄氏
第二部:パネルディスカッション
- テーマ
- 在宅医療への理解を深めよう 先生、住み慣れた地域で医療を受けられますか
- パネリスト
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- たんぽぽ診療所院長 遠藤博之氏
- 特定非営利活動法人静岡県介護支援専門員協会会長 村田雄二氏
- 静岡市地域包括ケア推進本部係長 木下晴美氏
- 市民代表 杉村美子氏
- コーディネーター
- 国立大学法人浜松医科大学地域医療学講座特任教授 山岡泰治氏
3参加者
一般県民約150人
4資料
シンポジウムの内容をわかりやすく取りまとめた小冊子です。講師の小笠原先生にご紹介いただいた「なんとめでたいご臨終」についても掲載していますので、御覧ください。
5主催
医療と介護シンポジウム開催実行委員会、静岡県
〈医療と介護シンポジウム開催実行委員会の構成団体〉
- 島田市地域医療を支援する会
- NPO法人ブライツ
- NPO法人f.a.n.地域医療を育む会
- 森町病院友の会
- 御前崎市地域医療を育む会
- 地域医療いわた
- 菊川市地域医療を守る会
- 地域医療を支えるはいなんの会
- 富士宮市地域医療を守る市民の会
- 浜松の地域と医療と介護を育む会
- 国立大学法人浜松医科大学地域医療学講座
6静岡県内に拡がる地域の医療を育む住民活動
静岡県では、現在、11の住民グループ(医療と介護シンポジウム開催実行委員会の構成団体参照)が、地域の医療を育む活動に取り組んでいます。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部医療局医療政策課
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