阿蘇富士[米塚]
- エリア
- 九州・沖縄エリア
- 名称
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阿蘇富士[米塚]
- 読み
- あそふじ[こめづか]
- 標高
-
954m
- 地域
- 熊本県阿蘇市
世界有数の阿蘇山カルデラの中に、ふっくらと丸みのある姿で富士山に似た山。
杵島岳の西側にあり、お椀を伏せたような典型的な火山の地形をしている可愛い山。山頂のえくぼのようなくぼみは火口跡である。遠くから見ると小さく見えるが、実際は、直径約100m、深さは約20mもある。真中を通る太い線は、放牧の牛馬の境界線をつくる土塁で、かつて米塚一帯で放牧が行われていたことを物語っている。米塚の名の由来となる伝説では、阿蘇神社の祭神である健磐龍命(たけいわたつのみこと)が収穫した米を積み上げて山を造ったとされ、頂上のくぼみは米を掌ですくって貧しい人々に分け与えた跡とされている。
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