薩摩富士[開聞岳]
- エリア
- 九州・沖縄エリア
- 名称
-
薩摩富士[開聞岳]
- 読み
- さつまふじ[かいもんだけ]
- 標高
-
924m
- 地域
- 鹿児島県指宿市
薩摩半島南端に裾野を広げ、海に突き出てそびえる日本百名山の秀峰。
開聞岳は、見事な円錐形をしていて、その美しい姿から別名「薩摩富士」と称され南薩のシンボルとなっている。薩摩半島の南端に半島状に東シナ海へ突き出す円錐状の活火山で霧島錦江湾国立公園にある。暖地性常緑広葉樹に覆われ、亜熱帯形のウバメガシ、ナギラン、オバヤドリギ、キリシマシャクジョウソウなど珍しい植物が多く生息している。山頂は巨石に覆われ、ゴツゴツとした岩の上に立つと錦江湾の海岸線、佐多岬、桜島、池田湖などが一望できる。開聞岳には他にも別名が多く、「海門岳」という名は、錦江湾の海門に当たる場所にちなんでいるという。また、枚聞大神(ひらききのおおかみ)が宿る神体山といういわれから「枚聞岳」とも古くは呼ばれていたようだ。山名の由来は、これらの呼称からきている。
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