藺牟田富士[飯盛山]
- エリア
- 九州・沖縄エリア
- 名称
-
藺牟田富士[飯盛山]
- 読み
- いむたふじ[いいもりやま]
- 標高
-
432m
- 地域
- 鹿児島県薩摩川内市祁答院町
県立自然公園内、藺牟田火山の一峰、眺望がよく、神話伝説が残る由緒ある山。
火口湖の藺牟田池を囲んでいる外輪山の一峰。この池面には、ヨシやイグサが枯れて推積した泥炭の浮島が見られ、国の天然記念物に指定されている。また、ベッコウトンボや水鳥の生息する貴重な湿地としてラムサール条約湿地に登録された。その昔、藺牟田に男竜と女竜の2人の神様が仲良く暮らしていた。しかし、男神は2人だけの生活に飽き、こっそり池を抜け出し行方知れずになり、残された女神は男神の裏切りに気付かず帰りを信じ、男神のために蔭膳を備え続け、捨てた蔭膳の飯が積み重なりやがて大きな山となり飯盛(めしも)り山、のちに飯盛(いいもり)山というようになった、という伝説が残っている。
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