しずおか文化財めぐり　「あの頃の夢を見たい。」泊まれる文化財編

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動画に登場する文化財

新井旅館（あらいりょかん）

所在地：伊豆市修善寺970

種別：国登録・有形文化財（建造物）

修禅寺近く,桂川沿いに位置する修善寺温泉を代表する旅館。明治5年,酒造蔵元から養気館「新井」として創業し,昭和10年代までに主要施設を整えたとされる。青州楼は,唐破風付きの城郭風建築で,六角塔屋をもち,「新井旅館」のシンボルとなっている。（青州楼）

眠雲閣落合樓（みんうんかくおちあいろう）

所在地：伊豆市湯ヶ島1887-1

種別：国登録・有形文化財（建造物）

湯ヶ島温泉街は伊豆半島のほぼ中央に位置する。眠雲閣は明治7年の創業で,本谷川と猫越川が合流して狩野川の起点となる景勝地に建っている。入母屋造・平屋建・桟瓦葺の玄関棟は,昭和初期の施設建設時の最初に建てられ,彫刻欄間等に品格が感じられる。（玄関棟）

川奈ホテル（かわなほてる）

所在地：伊東市川奈字セットノ畠1459-2他

種別：国登録・有形文化財（建造物）

太平洋を望むリゾートホテル。テラスは高大な列柱空間を創り、隣に張出すサンパーラーは先端を半円形平面のガラス張とし、雄大な眺望を得る。吹抜けのロビーなどは様々な洋風意匠を駆使し、随所に高級石材や装飾タイルなどを使い、気品ある優れた造形になる。（本館）

三養荘（旧岩崎久彌別邸）（さんようそう　きゅういわさきひさやべってい）

所在地：伊豆の国市墹之上字谷戸洞270-1他

種別：国登録・有形文化財（建造物）

岩崎久彌の別邸として建てられたもの。本館玄関・茶室棟は本館の南寄りに建つ入母屋造、人造スレート葺の平屋建。玄関を入って右には応接室、左には事務室を置き、左奥には四畳半台目で比較的形式にとらわれない茶室を設ける。質の高い近代和風住宅。（本館玄関・茶室棟）