しずおか文化財ナビ 金地著色春夏山水図<(伝雲谷等顔筆)/六曲屏風>
- よみ
- きんじちゃくしょくしゅんかさんすいず<(でんうんこくとうがんひつ)/ろっきょくびょうぶ>
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 絵画
- 指定日
- 1938年7月4日
- 員数
- 1双
- 一般公開有無
- 無
- 公開情報
文化財の説明
雲谷等顔は、安土桃山時代の絵師。雪舟の画風を学んだ。武士の出身。雪舟の遺跡である山口の雲谷庵を再興し、名を雲谷等顔と改める。等顔の等は雪舟等揚の等である。彼に始まる雲谷派は、雪舟の画風を受け継いだ近世の画派として中国地方に栄える。
丸みをもった大きな山塊を桜花が飾る春、それに夏の木立の群れの、二種の屏風。雪舟の画風を継承する等顔の作品としては、漢画系ではなく大和絵的であるが、墨の描写は漢画の特色を見せる。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集 5 絵画・書跡・典籍・古文書編」(編集発行:静岡県教育委員会))
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