第5回静岡県農村の魅力フォトコンテスト入賞作品発表
「第5回静岡県農村の魅力フォトコンテスト」に、たくさんの作品をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。
第5回となる今回は、一般部門604点、SNS部門156点(フェイスブック21点、インスタグラム135点)の応募がありました。写真家の沼田早苗氏を委員長とする審査委員会を開催し、厳正な審査の結果、この中から入賞作品41点を選出いたしました。
なお、入賞作品については、令和2年度の募集開始にあわせて、令和2年7月頃に県庁別館21階展望ロビーにて展示予定です。
第5回静岡県農村の魅力フォトコンテスト受賞者名簿(敬称略)
入賞名 |
部門 |
タイトル |
撮影地 |
氏名 |
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特選 | 静岡県知事賞 | 田まつり | 三島市 | 勝又 守洋 |
準特選 | 静岡県土地改良事業団体連合会会長賞 | 八十八夜 | 静岡市清水区吉原 | 相羽 強 |
準特選 | 静岡県土地改良事業団体連合会会長賞 | 祝の夕焼け | 駿東郡小山町竹之下 | 菅沼 英已 |
準特選 | ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合会長賞 | 輝く荏胡麻 | 富士宮市柚野 | 飯田 忠雄 |
準特選 | ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合会長賞 | 朝霧漂う里 | 富士宮市鳥並 | 宮崎 泰一 |
優秀 | 一般部門 | 酪農女子のスマイル | 掛川市大和田地区 | 柴田 裕之 |
優秀 | 一般部門 | 花桃街道を行く | 浜松市北区細江町 | 中沢 力男 |
優秀 | SNS部門 | 鬼払い | 島田市千葉 | 赤堀 路子 |
優秀 | SNS部門 | 風の子の収穫 | 藤枝市岡部町 | 三澤 紫乃 |
優秀 | 邑づくり特別賞 | 冬支度 | 周智郡森町一宮 | 松浦 嘉人 |
優秀 | 邑づくり特別賞 | 徳山の盆踊り~ひきは~ | 榛原郡川根本町徳山 | 原 潔 |
入選 | 一般部門 | 自然色あふれた田園 | 御殿場市塚原地区 | 鈴木 常雄 |
入選 | 一般部門 | よいしょっと! | 榛原郡川根本町千頭駅 | 諸田 耕治 |
入選 | 一般部門 | 木こり体験 | 静岡市葵区千代 | 綾木 恵子 |
入選 | 一般部門 | 茶摘みを終えて | 静岡市葵区入島 | 諸星 重明 |
入選 | 一般部門 | 水面に映して | 御殿場市深沢 | 上野 祐司 |
入選 | SNS部門 | 子供たちの夢 | 菊川市下内田 | 篠澤 芳治 |
入選 | SNS部門 | 田貫湖 | 富士宮市猪之頭 | 中安 敦子 |
入選 | SNS部門 | しぞーかの煌めき | 静岡市葵区新間 | 鈴木 進矢 |
入選 | SNS部門 | 孫と | 下田市 | 鈴木 亨 |
入選 | SNS部門 | 干し大根暖簾と星空 | 三島市 | 齊藤 香織 |
入選 | 邑づくり特別賞 | マイペース | 富士市江尾南 | 杉山 よしお |
入選 | 邑づくり特別賞 | 芝の出荷 | 裾野市須山 | 小長井 正道 |
入選 | 邑づくり特別賞 | 富士に向って | 富士市中里浮島ヶ原 | 村上 雅已 |
入選 | 邑づくり特別賞 | 水面を彩る | 裾野市深良 | 佐藤 美栄子 |
入選 | 邑づくり特別賞 | 60年ぶりの御開帳 | 榛原郡川根本町久野脇 | 滝井 千恵子 |
佳作 | 令和の茶娘 | 富士市大淵笹場 | 藤井 昭浩 | |
佳作 | 実りの秋 | 裾野市中里 | 吉野 昌宏 | |
佳作 | 美しい田園風景 | 浜松市北区細江町中川 | 松本 隆志 | |
佳作 | 朝の収穫 | 浜松市西区神ヶ谷町 | 加藤 次男 | |
佳作 | 登呂遺跡の田植え | 静岡市駿河区登呂遺跡 | 望月 政子 | |
佳作 | 広大な紫蘇畑 | 磐田市豊岡 | 吉田 峯治 | |
佳作 | 雲海漂う天空のお茶畑 | 静岡市清水区吉原 | 川口 泰弘 | |
佳作 | 虹と夕焼け | 周智郡森町円田 | 鈴木 信子 | |
佳作 | 僕の井守だよ! | 浜松市天竜区富幕地 | 鷹野 節二 | |
佳作 | 石部棚田に灯る | 賀茂郡松崎町石部 | 守谷 恵介 | |
佳作 | のどかなる富士の午後 | 富士宮市麓 | 鈴木 克哉 | |
佳作 | 箱根西麓の師走 | 三島市三ツ谷新田 | 野﨑 三郎 | |
佳作 | そろそろ時間だね | 静岡市葵区内牧 | 塚本 清次 | |
佳作 | 稲刈り | 伊豆市湯ヶ島長野 | 佐藤 泰弘 | |
佳作 | ご当地かるたで魅力発信 | 南伊豆町伊浜 | 津島 翔太郎 |
総評
審査委員長 写真家 沼田早苗
5回目のテーマは、「新しい時代へ引き継ぎたい農山村の魅力」なので、若い人の働く表情や子供たちの手伝う姿、家族で農業に取り組んでいるところ、農産物の収穫、祭りを楽しむ人々など、バラエティーがありました。全体的には美しい景色が多く見られました。準特選の4点には富士山を入れた整った構図の作品が選ばれました。次回は造形的な作品、力強い作品、ユーモアが感じられる作品など、人を引き付ける力作を希望します。
作品紹介(沼田委員長講評)
特選「田まつり」
白いお面の舅の穂長尉と、黒いお面の婿の福太郎が、稲作の行程を演じる神事は静岡県無形民族文化財に指定されています。舞殿の中からの撮影により、本殿からの溢れる光が背景になり、正装で見守る親子を立体的に捉え、一段と厳粛な雰囲気をかもし出しています。全体の光のバランスが良く、奥行きが感じられる、無駄のない素晴らしい作品です。
準特選「八十八夜」
急斜面で収穫するご夫婦を手前に、眼下には整備された農地、連なる山々の向こうには日本一の富士山。雄大で豊かで細やかな風景を無理なく、ゆったりと捉えた作品です。確かに写真の様な環境で手をかけて育てた一番茶を飲めば美味しいのは間違いありません。八十八夜に摘まれたお茶は、栄養価が高く、うまみ成分が多く、飲むと縁起が良く、長生き出来ると聞いた事があります。
準特選「祝の夕焼け」
田植えが終わり、風も無い夕刻、田んぼに映った一瞬の夕焼けが、お祝いのプレゼントなのでしょうか。子どもが喜んで飛び跳ねている無邪気な様子が微笑ましい作品です。親子で眺めた素晴らしい夕焼けは、一生の宝物になるでしょう。
準特選「輝く荏胡麻」
軽やかに飛んでいる白い雲のもと、収穫の時が近いのでしょうか、黄色に色付いた葉が輝いている爽やかな作品です。農産物が多い静岡県で荏胡麻を作っているのを知りました。健康志向が強い現代です。時代にあった農作物に対する意欲が感じられます。
準特選「朝霧漂う里」
朝霧に包まれ里の景色が日の出と共に、幻想的に変わってゆく瞬間を捉えた清々しい作品です。季節によって色々な顔を見せてくれる富士山、田んぼも時期によって変わる、何気無く見ている景色が光によって魅力的に変化します。いつまでも変わらずに守って欲しいです。
添付ファイル
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優秀賞以下作品一覧 (PDF 1.5MB)
優秀賞以下作品については、添付のPDFファイルをご覧下さい。
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