第3回静岡県農村の魅力フォトコンテスト入賞作品発表

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ページID1027806  更新日 2023年1月26日

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「第3回静岡県農村の魅力フォトコンテスト」に、たくさんの作品をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。
今回は、一般部門686点、SNS部門139点の全825点の応募がありました。写真家の沼田早苗氏を委員長とする審査委員会を開催し、厳正な審査の結果、次のとおり入賞作品50点を選出いたしました。

入賞者には、別途通知いたします。また、入賞作品の展示会を平成30年3月26日~平成30年3月30日まで、県庁別館21階ロビーにて開催いたします。

第3回静岡県農村の魅力フォトコンテスト入賞作品一覧(敬称略)

作品タイトル

撮影地

撮影者氏名

特選(県知事賞:部門共通) 茶どころ、静岡の夜明け 静岡市 守谷 恵介
準特選(静岡県土地改良事業団体連合会長賞:部門共通) 田植えを終えて 森町 加藤 義昭
準特選(静岡県土地改良事業団体連合会長賞:部門共通) 未来の農を担う若夫婦 掛川市 柴田 裕之
準特選(ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合会長賞:部門共通) 虫おくり 藤枝市 西澤 やえ子
準特選(ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合会長賞) 幸せいっぱいの花畑 南伊豆町 篠澤 芳治
優秀賞(一般部門) 冬の風物詩 湖西市 佐藤 守
優秀賞(一般部門) お茶畑で一服 富士市 木下 安雄
優秀賞(SNS部門) 藤枝で育つ苗と学生 藤枝市 髙橋 勇太
優秀賞(邑づくり特別賞:部門共通) 初冬の丘 三島市 野崎 三郎
優秀賞(邑づくり特別賞:部門共通) 実りの喜び 松崎町 佐藤 美栄子
入選(一般部門) 明神池の春 沼津市 勝又 守洋
入選(一般部門) 茶畑を描く 浜松市 松浦 嘉人
入選(一般部門) 収穫最盛期 浜松市 加藤 次男
入選(一般部門) ワシャ、ノンビリ昼メシジャ 松崎町 波木井 芳雄
入選(一般部門) 戌年の豊作を願う 島田市 田中 秀次
入選(一般部門) 落穂ひろい 浜松市 川嶋 正芳
入選(一般部門) 山里の朝 静岡市 望月 正晴
入選(一般部門) 虫送りの灯 藤枝市 滝井 千恵子
入選(一般部門) 茶摘みの季節 静岡市 山内 健
入選(一般部門) 畦塗りの先生 松崎町 土屋 淑江
入選(SNS部門) 小さな農家さん 静岡市 柴田 千紗都
入選(SNS部門) 農村の未来 静岡市 石田 恭平
入選(SNS部門) ふるさと 小山町 勝又 聡
入選(SNS部門) ねこ 富士宮市 高野 翼
入選(SNS部門) 稲刈り、ちょっと一息 菊川市 堀 公俊
入選(邑づくり特別賞:部門共通) 大きなバッタさんだー 掛川市 吉田 峯治
入選(邑づくり特別賞:部門共通) 明日晴れるかな 三島市 渡邉 修一郎
入選(邑づくり特別賞:部門共通) 五月晴れの下で 静岡市 塚本 清次
入選(邑づくり特別賞:部門共通) 殿の虫送り 藤枝市 中田 美智雄
入選(邑づくり特別賞:部門共通) 田植えの季節 静岡市 村上 正巳
佳作(部門共通) 有東木のわさび田と茶畑 静岡市 横山 功
佳作(部門共通) 稲刈り 裾野市 土屋 信子
佳作(部門共通) 「風物詩」白いダイヤ舞台 三島市 鈴木 常雄
佳作(部門共通) 夏空に向かって咲く 静岡市 望月 政子
佳作(部門共通) 五月の棚田 富士宮市 黒田 敏夫
佳作(部門共通) 早咲き桜の下で 静岡市 黒田 敏夫
佳作(部門共通) 緋もうせんの堤 藤枝市 綾木 恵子
佳作(部門共通) お茶目な茶娘 富士市 髙橋 正雄
佳作(部門共通) 若葉萌える 富士市 髙橋 正雄
佳作(部門共通) 若き後継者 牧之原市 大塚 美代子
佳作(部門共通) 茶摘みの会話 静岡市 中西 敬一
佳作(部門共通) 消え往く夜霧 島田市 山下 弘倫
佳作(部門共通) 富士映る水田 小山町 諸星 重明
佳作(部門共通) ごてんばコシヒカリの里 御殿場市 飯田 龍治
佳作(部門共通) 棚田の田植え 伊豆市 髙橋 浩
佳作(部門共通) そばの花 富士市 平澤 大城
佳作(部門共通) 田植え前の静けさ! 小山町 神尾 久美
佳作(部門共通) 夕刻の田園 御殿場市 遠藤 由信
佳作(部門共通) 農村に響く太鼓の音 富士宮市 仲谷 百々花
佳作(部門共通) 大根畑から空を仰ぐ 三島市 Atsuko Oshima

総評

審査委員長:沼田早苗氏(写真家)

3回目のテーマは「農山村が生み出す未来への宝」という事で、皆さん色々な角度から試行錯誤しながら撮影して下さいました。コメントも意味深いものなど、熱心なものがあり、SNSでの応募は昨年の2倍になりました。しかし、コメントを写真にするには難しく苦労の跡が感じられましたが、農山村に対する温かい想いを感じることが出来ました。1回目、2回目とは、また違った作品創りに対する姿勢も感じられました。それぞれに作者の未来への想いの詰まった素晴らしい作品です。

講評

特選、準特選の5作品について、審査委員長である沼田早苗氏の講評を御紹介します。

特選(県知事賞)

写真:茶どころ、静岡の夜明け

手前に収穫を待つ、一枚一枚が美しく整った茶葉の大きなうねりがあり、背景には茶葉を育む朝霧が漂い、夜明けの富士山のシルエットと切れぎれの雲が、写真でしか表現できない夜明けの絶妙な色と光の変化を捉えています。
この茶畑が広がる富士山の風景は静岡の宝であり、日本の宝だと思って早朝より撮影をする、若い守谷さんがそこに居るのも宝だと思います。

準特選(静岡県土地改良事業団体連合会長賞)

写真:田植えを終えて

毎年、地元の中学生が小国神社の御田植え祭に参加します。神事を終えて小川ではしゃぎながら足を洗っていたそうです。ホットしている自然な仕草を捉えた作品です。田んぼで泥だらけになった足袋を脱いできれいな水に足を入れるのは気持ち良いことでしょう。縁の中をさらさらと流れるきれいな小川のあることを後輩にも伝え続けて欲しいですね。

準特選(静岡県土地改良事業団体連合会長賞)

写真:未来の農を担う若夫婦

掛川市東山地域では、世界農業遺産「静岡の茶草場農法」が実践されています。仲良し夫婦はいつも一緒に色々な作業をしますが、冬場は茶草を刈っては茶園に敷きつめる作業で忙しいそうです。茶草を抱えて、見つめ合う笑顔の間に茶文字が映し出された、お茶の里ならではの微笑ましい作品です。

準特選(ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合会長賞)

写真:虫おくり

虫おくりは、農家には大事な伝統行事なので多くの作品の応募がありました。おばあちゃんは今年の豊作をお地蔵様に祈願してからと思っているのですが、子供達は松明を焚いてみんなと畦道を歩きながら虫を追い立てるのを楽しみに、おばあちゃんに付いて来た様です。思いはそれぞれですが、いつまでも続いてほしい風習です。

準特選(ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合会長賞)

写真:幸せいっぱいの菜の花畑

「夏は向日葵、秋はコスモス、春は菜の花、地域の人たちが思いを込めて植えた「元気な百姓たちの花畑」で結婚式を挙げた、幸せいっぱいの新郎新婦。きっと生涯の宝物になった結婚式だったでしょう。」とのコメントです。満開の菜の花の中、ベールを風になびかせ新郎に手を引かれて花のアーチをくぐり、クラッカーのテープを浴びる瞬間を捉えたシャッターチャンスの素晴らしい作品です。

このページに関するお問い合わせ

経済産業部農地局農地保全課
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