第1回静岡県農村の魅力フォトコンテスト入賞作品発表
「第1回静岡県農村の魅力フォトコンテスト」に、たくさんの作品をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。
第1回となる今回は、一般部門791点、SNS部門99点の応募がありました。写真家の沼田早苗氏を委員長とする審査委員会を開催し、厳正な審査の結果、この中から入賞作品30点を選出いたしました。
入賞者には、別途通知をするとともに、入賞作品については、平成28年2月24日~平成28年3月3日まで、県庁別館21階ロビーにて展示を行います。
第1回静岡県農村の魅力フォトコンテスト 受賞者名簿(敬称略)
入賞名 | 部門 | 受賞者名 | 住所 | タイトル | 撮影地 |
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特選 | 静岡県知事賞 | 松浦 嘉人 | 浜松市 | ガーベラハウス | 浜松市 |
準特選 | 静岡県土地改良事業団体連合会会長賞 | 薄井 溢夫 | 静岡市 | 山の神乱舞 | 浜松市 |
準特選 | 静岡県土地改良事業団体連合会会長賞 | 滝井 千恵子 | 静岡市 | 石垣苺のビニールハウス | 静岡市 |
準特選 | ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合会長賞 | 吉田 峯治 | 浜松市 | 曾孫もお手伝い | 浜松市 |
準特選 | ふじのくに美しく品格のある邑づくり連合会長賞 | 中西 敬一 | 静岡市 | 未来へ向って | 松崎町 |
優秀賞 | 一般部門 | 中田 美智雄 | 掛川市 | 里山の朝 | 島田市 |
優秀賞 | 一般部門 | 望月 信明 | 静岡市 | わさび田 | 伊豆市 |
優秀賞 | SNS部門 | 平野 昌子 | トーマス号出発進行 | 島田市 | |
優秀賞 | SNS部門 | 加藤 義昭 | ふるさと | 浜松市 | |
優秀賞 | 邑づくり特別賞 | 見野 皆夫 | 浜松市 | 収穫の喜び! | 浜松市 |
優秀賞 | 邑づくり特別賞 | 勝山 育子 | 静岡市 | まぁ…カラフルなお茶摘みさん! | 静岡市 |
入選 | 一般部門 | 桑原 礼英 | 富士宮市 | 縄文の里「実り」 | 富士宮市 |
入選 | 一般部門 | 若林 茂 | 三島市 | 輝く夕照 | 田方郡 |
入選 | 一般部門 | 杉山 滋朗 | 静岡市 | 薫風 | 静岡市 |
入選 | 一般部門 | 牧野 光伸 | 浜松市 | 水田に親しむ | 浜松市 |
入選 | 一般部門 | 村上 雅已 | 静岡市 | みかん畑の中で | 静岡市 |
入選 | 一般部門 | 木谷 昌経 | 山梨県西八代郡 | 星空万華鏡 | 松崎町 |
入選 | 一般部門 | 木下 安雄 | 浜松市 | 御田植祭 | 浜松市 |
入選 | 一般部門 | 鈴木 克哉 | 神奈川県横須賀市 | 稲叢、秋空にたたずむ | 小山町 |
入選 | 一般部門 | 岩崎 真子 | 静岡市 | お茶マラソン | 掛川市 |
入選 | 一般部門 | 渥美 富夫 | 沼津市 | 秋がいっぱい | 沼津市 |
入選 | SNS部門 | 森 広志 | 未来の草刈り隊! | 南伊豆町 | |
入選 | SNS部門 | 篠澤 芳治 | ちびカモ君たちの運動会(*^^)v | 松崎町 | |
入選 | SNS部門 | 川口 益代 | お手伝い | 富士市 | |
入選 | SNS部門 | 内田 真之介 | 夏色フォトグラフィー | 富士宮市 | |
入選 | 邑づくり特別賞 | 鷹野 節二 | 磐田市 | 愛犬と生きる | 浜松市 |
入選 | 邑づくり特別賞 | 桑原 健二 | 静岡市 | 虫送り風景 | 藤枝市 |
入選 | 邑づくり特別賞 | 久保田 政司 | 藤枝市 | 伝統を守る男たち | 藤枝市 |
入選 | 邑づくり特別賞 | 森下 綾乃 | 浜松市 | 祖父の花桃 | 浜松市 |
入選 | 邑づくり特別賞 | 佐藤 美栄子 | 静岡市 | 里山の彩り | 三島市 |
総評
審査委員長 写真家 沼田早苗
第一回でしたが、たくさん応募していただきました。年齢も80代から20代まで幅広く、農村というと年配の方が中心と思いがちですが、若い方もたくさん応募しています。
ベテランの風景作品、若い人の動きのある作品、ユーモラスな作品もあり、バラエティに富んで、手ごたえのある写真が集まり、大変良い結果になり、感謝しています。静岡の農村には、様々な行事があり、また、新しい世代の人たちの活発な動きもあります。たくさんのテーマがあることが、これだけ、多くの作品が集まった理由だと思います。また、SNS部門の応募もあり、時代とあったコンテストになっています。
入賞作品については、静岡は昔から写真が上手な地域であり、作品のレベルが高く、選ぶのに苦労しました。今回は見慣れたものよりも、視点を変えた目新しい感じの作品が選ばれています。
作品紹介(沼田委員長講評)
特選「ガーベラハウス」
温室での撮影は、パイプやカーテンなどの人工的な物多く、煩雑になりがちですが、この作品は、天井が開いて、ブルーの空が見え、手前にはきれいな淡いガーベラの花があり、収穫している女性たちも重ならずに仕事をしている雰囲気が奥まで見られ、伸び伸びとしています。鮮やかで爽やか、カラフルな感じが大変良かったと思います。
準特選「山の神乱舞」
大変条件が悪い、暗い中で撮影している作品ですが、ストロボを使わずに、その場の光をうまく利用して、デジタル時代ならではの力強い作品となっています。火の飛び散る感じと赤い鬼が乱舞する姿が生き生きと捉えられている作品です。
準特選「石垣苺のビニールハウス」
夕景のビニールハウスの作品は良く見かけますが、この作品はビニールに反射する光を観察して、一味違う時間に撮っていて、中の観光客が楽しんでいるシルエットが面白く映し出されています。パラソルのような人工物は、絵になりにくいのですが、この作品では良いアクセントになっています。造形的に風景を捉えた目新しい作品です。
準特選「曾孫もお手伝い」
子供が手伝っている作品は多かったのですが、低い位置から撮ることで、生き生きとした表情を捉えています。おばあちゃんの優しい目線も見え、子供の背の高さと同じくらいのイネが、背景を豊かにしています。子供の刈り取った稲穂が円を画いているのが、とても自然で動きが感じられる作品になっています。
準特選「未来へ向かって」
前もって考えていた撮影なのでしょうか、ユーモラスな作品です。後ろ姿だけですが、小さな子供、女の子、それぞれの形に個性があって面白く、家族の背中から楽しかった時間が想像できます。背景の伸び伸びとした山の風景も良く、手前に刈り取った束を入れることで、作業が終わった達成感が出ていて、とても楽しい作品です。
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