ピタコラム工法

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1029128  更新日 2023年1月11日

印刷大きな文字で印刷

写真:ピタコラム工法

登録番号
2042
登録番号(NETIS)
 
区分
工法
分野
建築/耐震改修工事
新技術名称
ピタコラム工法
副題
外部作業だけで実現できる外付け耐震補強工法
従来技術名称
枠付鉄骨ブレースによる耐震補強
問い合わせ先
矢作建設工業株式会社
052-935-2413
概要
ピタコラム工法は、完全外付の建築物耐震補強工法である。
一般的な在来の耐震補強工法は、建物内部での補強であるため、工事中は建物が使えなくなるという問題があった。また、在来の外付け補強は、鉄骨部材であるためメンテナンス性や意匠性に問題があった。本工法は建物を使用しながら工事が可能で、コンクリート部材であることからメンテナンス性も良く、仕上げも既存に合わせることが可能で意匠性が良い。また、在来の外付け補強と比較すると、接合面設計に固着力を評価していることからアンカーの耐力低減が不要であり、条件次第で補強構面を少なくすることも可能である。
適用可能な構造体は、鉄筋コンクリート造,鉄骨鉄筋コンクリート造であり、病院や学校・事務所・研究所・集合住宅など、利用範囲が広い工法である。
活用に当たっての留意事項
設計上の留意事項
  • コンクリート系の補強であるため,既存基礎の余裕度を確認する。
  • 建物の構造的なバランスを考え計画する。
施工上の留意事項
  • コンクリート打設の際には,その充填性に注意をしながら施工する
  • ボンドレスブレースのスリット部に異物が入らないようにする。
適用可能な箇所
屋外作業であるが,ほとんどの工程が雨天でも作業可能。
  • 既存建物のコンクリート強度が13.5N/mm2以上の建物。
  • ウォールガーター構造にも適用。

備考:このデータベースは、技術・工法を一般の方々に紹介する場を提供するものです。登録したことにより、静岡県がその技術・工法を推薦したり、効果を保証するものではありません。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

交通基盤部建築管理局建築企画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3374
ファクス番号:054-221-2386
kenchikukikaku@pref.shizuoka.lg.jp