OFB工法

登録番号

2032

登録番号（NETIS）

 

区分

工法

分野

建築／耐震改修工事

新技術名称

OFB工法

副題

外付けブレースによる耐震補強工法

従来技術名称

枠付き鉄骨ブレース補強工法

問い合わせ先

西武建設株式会社
04-2926-3360

概要

既存建物を外側から補強する耐震補強技術
【概要説明】バルコニーや廊下が片持ち形式で設けられている構造では、在来工法の枠付き鉄骨ブレース等では、バルコニーの使用や廊下から室内への出入りに支障が生じる。本工法は、バルコニーや廊下の下に増設梁を設けその先端にブレースを取り付けることで、建物の使用性を損なうこと無く耐震補強が可能となる。おもに学校や集合住宅などの桁行方向の耐震補強としての活用に効果がある。建物外側からの工事がほとんどであるため、建物を使用しながら耐震補強の施工が可能であり、多くの建物用途にも適用が可能である。また、本工法は、西武建設株式会社・株式会社間組の共同開発である。

活用に当たっての留意事項

既存躯体のコンクリート強度が13.5N/m平方メートル、バルコニー、廊下のはね出し長さが2.0m程度の建物が対象。圧着面のせん断伝達確保のために、圧着面の目荒し・PC鋼棒の緊張管理に注意が必要。なお、耐震改修促進法に基づく特定行政庁の認定については、各特定行政庁（静岡県・静岡市・浜松市・沼津市・富士市）が定めている認定事務取扱要領等による。

適用可能な箇所

耐震性能が不足している既存の鉄筋コンクリート造および鉄骨鉄筋コンクリート造建物

• 全文書　新技術概要説明資料 （PDF 224.4KB）

備考：このデータベースは、技術・工法を一般の方々に紹介する場を提供するものです。登録したことにより、静岡県がその技術・工法を推薦したり、効果を保証するものではありません。