地域の「原風景」を再生する自然環境対策
防潮堤整備に伴う自然環境対策
自然環境への影響を軽減
防潮堤整備区間17.5kmは、アカウミガメをはじめ、貴重な自然環境の宝庫となっています。防潮堤整備にあたっては、これらの貴重な自然への影響を最小限にとどめるよう対策を実施してまいります。
豊かな自然と懐かしい景観を「ふるさとの原風景」として後世に引き継ぐ
自然環境対策で実施した調査により、沿岸を象徴する中田島砂丘、湿地帯等にある貴重な自然環境が失われる寸前の危機的状態にあることがわかりました。防潮堤整備に伴う自然環境対策は、現状の自然への影響を低減するだけでなく、潜在的な自然を再生・復元することも目指します。地域本来の自然環境をより良い状態で、後世に引き継ぎたいと考えています。
作業実績と今後の作業予定
自然環境の劣化を食い止めるために外来種の駆除作業を実施しています。主な内容は湿地帯内において繁殖している外国産スイレンの駆除、砂地における外来種(オオフタバムグラ等)の除草作業です。また、中田島地区や五島地区を生息地とするカワラハンミョウ保護のための環境改善にも取り組んでいます。今後の作業予定は、平成28年5月中旬から湿地帯内において特定外来種(オオフサモ等)の駆除を実施していく予定です。
自然環境検討委員会
有識者、地域の意見を伺いながら進めています
有識者の専門知識、地域の情報・意見を伺うため、「自然環境対策検討委員会」を設置しています。調査と対策の検討を重ね、第4回となる平成26年10月開催の第4回では、自然環境対策の方針と内容が中間報告に取りまとめられました。
配慮すべき場所や対策が示されたことで、防潮堤の設置位置も決定しました。
今後も定期的に開催するとともに、専門性・重要性の高い対策については、有識者を中心としたワーキンググループを設けて、有識者の指導・助言をいただきながら進めています。
委員会資料
- 平成25年9月13日開催第1回自然環境検討委員会資料 (PDF 4.4MB)
- 平成26年1月31日開催第2回自然環境検討委員会資料1 (PDF 2.9MB)
- 平成26年1月31日開催第2回自然環境検討委員会資料2 (PDF 1.3MB)
- 平成26年9月3日開催第3回自然環境検討委員会資料 (PDF 383.8KB)
- 平成26年10月23日開催第4回自然環境検討委員会 (PDF 758.6KB)
- 平成26年11月14日中間報告書概要版 (PDF 199.5KB)
- 平成26年11月14日中間報告書本文 (PDF 1.2MB)
- 平成28年2月8日開催第5回自然環境検討委員会資料 (PDF 2.0MB)
- 平成29年2月16日開催第6回自然環境検討委員会資料 (PDF 111.3KB)
- 平成29年2月16日開催第6回自然環境検討委員会概要版 (PDF 1.9MB)
- 平成30年2月14日開催第7回自然環境検討委員会資料 (PDF 110.9KB)
- 平成30年2月14日開催第7回自然環境検討委員会概要版 (PDF 2.4MB)
- 平成31年2月13日開催第8回自然環境検討委員会資料 (PDF 1.2MB)
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このページに関するお問い合わせ
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