熱海市初島地区における津波対策の方針
平成29年10月
静岡県・熱海市
- 避難について
- 熱海市は、最大クラス(レベル2)津波に対しては、住民や観光客の迅速かつ主体的な避難を最重要の対策と位置付け、熱海市津波避難計画に基づく避難を後押しするソフト対策を推進する。
- ソフト対策の内容や優先順位等の考え方については、「熱海市初島地区における津波対策基本方針案」の別表及び別図を参考とする。
- レベル1津波に対する施設整備について
- 観光を中心とする産業、海岸線の景観や利用に配慮し、津波を防ぐための防潮堤等の新たな施設整備や既存施設のかさ上げは行わないものとする。
- ただし、熱海市(初島漁港海岸管理者)は、宮の前護岸の波返し開口部陸閘整備については実施する。
- 整備すべき施設の内容や優先順位等の考え方については、「熱海市初島地区における津波対策基本方針案」の別表及び別図を参考とする。
- その他について
- これら津波対策は、地区、県、熱海市、関係機関が協力し、着実に実施していくとともに、津波避難困難地域の減少を目指し、今後も継続してソフト対策等を検討していく。
- 静岡県の地震被害想定等が見直された場合は、この方針についても適宜見直す。
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