熱海市多賀地区における津波対策の方針

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ページID1042541  更新日 2023年1月13日

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平成29年10月

静岡県・熱海市

  1. 避難について
    • 熱海市は、最大クラス(レベル2)津波に対し、住民や観光客の迅速かつ主体的な避難を最重要の対策と位置付け、熱海市津波避難計画に基づく避難を後押しするソフト対策を推進する。
    • ソフト対策の内容や優先順位等の考え方については、「熱海市多賀地区における津波対策基本方針案」の別表及び別図を参考とする。
  2. 施設整備について
    • 静岡県(熱海港海岸管理者)は、津波に対する防災機能に加え、観光を中心とする産業、海岸線の景観や利用に配慮し、上多賀地区・下多賀地区・中野地区では高さT.P.+6.0m、小山地区では高さT.P.+7.0mで護岸のかさ上げや胸壁・陸閘の新設を実施する。
    • 和田木地区については、既設護岸のかさ上げ等、新たな整備を行わないものとする(ただし、隣接する網代地区との調整により変更の可能性がある)。
    • 静岡県(上多賀大川・熱海宮川・熱海仲川・鍛冶川河川管理者)は、効果を検証した上で、4河川に水門等の津波対策施設を整備する。
    • 整備すべき施設の内容や優先順位等の考え方については、「熱海市多賀地区における津波対策基本方針案」の別表及び別図を参考とするとともに、整備する施設の構造等の検討にあたっては、「熱海市多賀地区における津波対策基本方針案」に記載された内容を最大限尊重するものとする。
  3. その他について
    • これら津波対策は、地区、県、熱海市、関係機関が協力し、着実に実施していくとともに、津波避難困難地域の減少を目指し、今後も継続してソフト対策等を検討していく。
    • 静岡県の地震被害想定等が見直された場合は、この方針についても適宜見直す。

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このページに関するお問い合わせ

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