地域づくりアドバイザー 小田圭介
「日常の関係」から始める地域づくりの土台づくり
氏名
小田圭介(おだけいすけ)
所属
裾野市東地区おやじの会
分野
地域づくり、教育・文化、健康・福祉
略歴
- 1981年生まれ。裾野市出身。社会教育に不足する「日常の関係」に着目し、子ども達と地域との接点、世代や学校を超えた繋がりを作るべく、裾野市東地区おやじの会においてその基幹事業となっている月1回のお泊り会「何にもしない合宿」を考案、2012年9月の第1回以降継続して実行委員長を務める。大人達が特別なことを“何にもしない”合宿は地域内の人間関係網を厚くし、教育に限らず全ての地域づくりの土台を作る事業として定着。2015年より裾野市社会教育委員も務める。
「ひとづくり」の次なるステージとして静岡県立裾野高等学校にて2017年より学校評議員(現在は学校運営協議会会長)に就任し"地域連携“コーディネーター”適役割を務める。2018年に開催した「トークフォークダンス」の基盤に高校生と地域の人を繋げる仕掛けを施し続けている。
現在の取り組み
- 地域福祉や社会教育をはじめ防犯・防災など全て地域づくりの土台となる地域内の人間関係網を厚くするため「人と人が関わる場」「人が人に関わる場」を創出している。
- 2012年9月にスタートさせた企画なし、準備なしのお泊り会「何にもしない合宿」はほぼ月一ペースで2020年2月までに73回実施。毎回の参加者は100人~140人程度で、中心は小学生代だが、近年は卒業した中高生の継続参加も増えており、地域における継続した「日常の関係」づくりの場となっている。
- 「何にもしない合宿」により築かれた「日常の関係」を基に様々な事業が立ち上がるようになっており、多い年では年27事業、延べ参加者数は2,000人超となっている。中には小学生や中学生が実行委員長となり、それを大人がサポートするというようなものも表れ、子ども達の「やりたい」が実現する中で地域への愛着形成にも繋がっている。
講座等
- 令和2年度出張コミカレin駿東
- 令和3年度コミュニティカレッジ
アドバイザー、パネリスト等
- 令和2年度全国社会教育研究大会
- 2020静岡県高校生サミット
- コミュニティ・フォーラム2021
行政の審議会委員等
- 裾野市社会教育委員
- 裾野市市民協働によるまちづくり推進協議会委員
- 静岡県立裾野高等学校学校運営協議会会長
メッセージ
地域の中で人と人が良好な人間関係を築いている状態=「地域づくりの土台」と考えています。豊かな土台の構築には当然年月が係るものであり、将来を見据えて土台づくりを始めている(又はしてきた)地域とそうではない地域とでは大きな差が開くことになります。当事者意識を持って地域に関わる人財を増やしていくために、今すぐ行動を開始しましょう。
登録先
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