静岡県子育て支援員研修(基本・専門)
令和6年度の受講申込受付は終了しました。
「子育て支援員」とは
静岡県がこども家庭庁の要綱に基づいて実施する研修(「基本研修」及び「専門研修」)を修了し、保育や子育て支援分野の各事業等に従事する上で、必要な知識や技術等を修得したと認められる方のことです。「子育て支援員研修(基本研修)」を修了した上で、子育て支援員研修(専門研修)を修了した方を、静岡県知事が、全国で通用する「子育て支援員」として認定します。研修を修了し、「子育て支援員」として認定された方は、家庭的保育や小規模保育、放課後児童クラブ、子育て支援拠点等で活躍することが期待されています。
子育て支援員研修修了者が従事可能な保育・子育て現場については、次のファイルを御覧ください。なお、採用募集の有無は、県では把握しておりませんので、市町、施設に直接問い合わせてください。
この研修の目的
子ども・子育て支援新制度の多様な子育てに係る事業の担い手となる人材を確保するため、保育や子育て支援の仕事に関心を持ち、育児経験や職業経験などの多様な経験を有する方を対象として、子育て支援分野に従事するために必要な知識や技能等を修得するための「子育て支援員研修」を実施しています。
1 受講申込から認定までの流れ
2 受講対象者
静岡県内に在住又は勤務している方で、地域において保育や子育て支援等の仕事に関心を持ち、県内において保育や子育て支援分野で働くことを希望する方。なお、以下のいずれかの要件に該当する方は、基本研修が免除されます。
- 過去に基本研修を修了した方(専門研修まで修了した方を含む)
- 保育士、社会福祉士の資格を有する方
- 幼稚園教諭、看護師、保健師のいずれかの国家資格を持ち、日々子どもと関わる業務に携わる方
3 基本研修
- 会場
- グランシップ(静岡市)
- 定員
- 250人
- 1日目
-
9月18日(水曜日)
9時20分~14時50分
- 2日目
-
9月19日(木曜日)
9時30分~15時00分
任意選択科目の保育士試験入門セミナー「保育士試験科目別勉強法、着眼点」講義(2時間)の実施はありません。
4 専門研修
A.地域保育コース(地域型保育事業)
- 定員
- 200人
- 会場
-
グランシップ(静岡市)
10月8日または10月11日(いずれか1日)のみ、もくせい会館
- 日程
-
10月7日、10月8日または10月11日(いずれか1日)、10月15日、10月29日+見学実習2日間
- 内容
- 以下の事業に従事するために必要な知識等の修得を目的としたコース
- 小規模保育事業(定員6~19人の少人数の子どもを対象に、家庭的な雰囲気のもとで、きめ細やかな保育を行う事業)の「保育従事者」
- 家庭的保育事業(保育者の居宅やその他の場所等において、少人数(5人以下)の子どもを対象に、よりきめ細やかな保育を行う事業)の「家庭的保育補助者」
- 事業所内保育事業(会社の事業所の保育施設等で、その会社の従業員の子どもや地域の子どもの保育を行う事業)の「保育従事者」
- 企業主導型保育事業(企業の従業員のための保育施設で、従業員の子どもや地域の子どもの保育を行う事業)の「保育従事者」(内閣府補助事業)
- 居宅訪問型保育事業(保育を必要とする乳幼児の居宅において保育を行う事業)の「家庭的保育者」
B.地域保育コース(一時預かり事業)
- 定員
- 30人
- 会場
-
グランシップ(静岡市)
10月8日または10月11日(いずれか1日)、10月30日のみ、もくせい会館(静岡市)
- 日程
-
10月7日、10月8日または10月11日(いずれか1日)、10月15日、10月30日+見学実習2日間
- 内容
- 一時預かり事業(家庭において保育を受けることが一時的に困難になった子どもについて、保育施設等において一時的に預かり、必要な保護を行う事業)の「保育従事者」として従事するために必要な知識等の修得を目的としたコース
C.地域子育て支援コース(利用者支援事業(基本型))
- 定員
- 40人
- 会場
- もくせい会館(静岡市)
- 日程
- 10月31日、11月5日+地域資源の見学1日
- 内容
- 利用者支援事業・基本型(子育て家庭のニーズを把握し、様々な情報提供や、相談等の支援を行うと同時に、地域の関係機関の連携や協働の体制づくりを行う事業)の「専任職員」として従事するために必要な知識等の修得を目的としたコース
受講に当たっては、相談及びコーディネート等の業務内容を必須とする事業や業務(例:子育て支援拠点事業、保育所における主任保育士業務)に1年以上の実務経験を予め有していることが条件となります。
E.地域子育て支援コース(地域子育て支援拠点事業)
- 定員
-
180人
- 会場
- もくせい会館(静岡市)
- 日程
- 11月6日
- 内容
- 地域子育て支援拠点(公共施設等の身近な場所で、子育てについての相談や情報提供、その他の援助を行うとともに、親子の交流の場を設けることで、地域の子育て支援機能の充実を図る事業)の「専任職員」として従事するために必要な知識等の修得を目的としたコース
令和2年度まで実施していたD.利用者支援事業(特定型)、F.放課後児童コースは、令和6年度は実施しません。
※放課後児童クラブで勤務を希望される方は、放課後児童支援員認定資格研修も御確認ください。
各日程の時間割は次のPDFを御覧ください。
5 受講申込方法等
(1)申込受付期間
令和6年6月18日(火曜)~令和6年7月3日(水曜)
【消印有効】申込受付期間外の申し込みは無効
※先着での申込ではありません。
(2)申込先
〒420-0857
静岡県静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート3F
株式会社東京リーガルマインド 子育て支援員研修事務局
(3)申込方法
次の書類を郵便で申込先に提出してください。可能な限り、すべてA4サイズで提出してください。
申込書類 |
対象者 |
---|---|
1.受講申込書 | 全員 |
2.本人であることを確認できる書類(住民票の写し、健康保険証、運転免許証、パスポート等の公的機関発行の証明書等の写し) |
全員 |
3.資格証明書の写し(氏名変更等により免許証等の氏名と異なっている場合は、戸籍抄本を添付してください。) ※資格証明書の例は次のPDFを参考にしてください。 |
上記2受講対象者2,3に該当する方 |
4.実務経験証明書 | 地域子育て支援コース(利用者支援事業(基本型))を受講する方 |
(4)受講案内、申込書類等
6月中旬までに各市町の子育て支援関係課窓口、図書館等へ配架する予定です。
受講案内、受講申込書等は、以下からダウンロードできます。
・静岡県子育て支援員研修(基本・専門)令和6年度受講案内
・令和6年度受講申込書(様式1)
・令和6年度実務経験証明書【C.利用者支援事業(基本型)を受講する方のみ】
・令和6年度受講申込書(基本研修)一部科目修了者用(様式2)【昨年度、基本研修の一部の科目を受講した方用】
・令和6年度受講申込書(専門研修)一部科目修了者用(様式3)【昨年度、専門研修の一部の科目を受講した方用】
(5)問い合わせ先
運営事務局:株式会社東京リーガルマインド 子育て支援員研修事務局
電話番号:054-255-5096
受付時間:平日9時00分~17時00分(土曜、日曜、祝日休み)
※本研修は、上記運営事務局が静岡県から委託を受けて実施しています。
※上記の電話番号から申込内容等の確認のご連絡をさせていただく場合があります。
※研修内容や受講要件に関することは、静岡県こども未来課(054-221-3546)へお問い合わせください。
6 受講費用
- 受講料
- 無料
- 資料代
-
- 基本研修500円(税込)
- 専門研修地域保育コース1,000円(税込)
- 専門研修地域子育て支援コース500円(税込)
※今後変更になる可能性があります。
- 交通費、昼食費
- 自己負担
- 保菌検査代、郵送代
- 自己負担(地域保育コースを受講される方)
資料代は、各コース1日目にお支払いいただきます。
※一部科目修了者の減免はありません。
7 修了者の名簿記載事項変更、再発行の手続き
子育て支援員研修を修了された方には修了証が交付されます。また、県が管理する修了者名簿に、氏名、住所、電話番号が掲載されます。
修了証交付後にこれらに変更があった場合は、下記の用紙にて届け出てください。
また、氏名が変わった場合や修了証を紛失・汚損した場合は、修了証を再発行することができます。
氏名、住所、電話番号に変更があった場合
修了証の再発行を希望する場合は、下の「紛失等届」も一緒に提出してください。
-
修了者等名簿登録事項変更届 (Word 17.5KB)
本人確認の書類を同封し、静岡県こども未来課に郵送してください。 -
修了者等名簿登録事項変更届 (PDF 39.0KB)
本人確認の書類を同封し、静岡県こども未来課に郵送してください。
氏名に変更があり、新しい氏名が載っている修了証の発行を希望する場合・修了証を紛失・汚損して再発行を希望する場合
-
修了証書等紛失等届 (Word 17.5KB)
本人確認の書類を同封し、静岡県こども未来課に郵送してください。 -
修了証書等紛失等届 (PDF 39.9KB)
本人確認の書類を同封し、静岡県こども未来課に郵送してください。
8 研修に関するよくある質問と回答
研修の概要に関すること
Q1:受講資格はありますか。
A1:県内で保育や子育て支援の仕事に従事することを希望している、もしくは従事している方で、静岡県内に在住または在勤の方であれば、どなたでも受講できます。
ただし、地域子育て支援コース<利用者支援事業(基本型)>は、相談及びコーディネート等の業務内容を必須とする事業や業務(例:地域子育て支援拠点事業、保育所における主任保育士業務)に1年以上の実務経験を予め有していることが必要です。
Q2:子育て支援員になれば、必ず、就職できますか。
A2:就職を保証するものではありません。ただし、子育て支援員として活躍していただくため、子育て支援員研修(専門研修)を修了した方の個人情報(氏名、住所、連絡先、生年月日、修了コース)を本人の同意を得た上で、県内市町の子育て支援担当課に提供します。
基本研修の免除に関すること
Q3:「日々子どもと関わる業務」とはどのようなものですか。
A3:例えば、保育所、幼稚園、認定こども園、地域子育て支援拠点、放課後児童クラブなどの業務が該当します。また、ファミリーサポートセンターの提供会員としての活動も該当しますが、活動の実績がほとんどないような場合は「日々子どもと関わる」とは言えないため、基本研修を受講してください。なお、上記により基本研修の免除を行うには、幼稚園教諭、看護師、保健師の国家資格を有していることが前提となります。
Q4:「子どもと関わる業務」において、実務経験の従事年数や従事時間等に要件はありますか。
A4:現在、従事していることが必要になりますが、何年以上や何時間以上という要件はありません。
一部科目修了証に関すること
Q5:全4日間の研修日程のうち、行けない日があります。どうすればよいですか。
A5:やむを得ず一部の科目を欠席された方には、「一部科目修了証」を交付します。翌年度実施する基本研修および専門研修において、欠席した科目を全て修了した場合、子育て支援員として認定されます。
※専門研修の「一部科目修了証書」の有効期限は翌年度末までとなります。翌年度に専門研修を全て修了しなければ、無効になります。
※基本研修の「一部科目修了証書」、基本研修のみの「修了証書」の有効期限も翌年度末までとなります。翌年度に基本研修を全て修了しなければ、無効になります。
その他
Q6:一年に専門研修の2つのコースを受講することはできますか。
A6:受講できません。
Q7:平成30年度に基本研修を修了しましたが、令和元年度と令和2年度の専門研修を受講できませんでした。令和3年度に専門研修を受講することはできますか。
A7:受講できません。再度、基本研修を修了した上で、専門研修を受講してください。
Q8:既に子育て支援員の資格を持っていますが、修了したコース以外のコースを受講することはできますか。
A8:受講できます。この場合、基本研修は免除されるため、専門研修から受講することができます。ただし、本研修は、まだ子育て支援員になっていない方を優先して実施しますので、すでに子育て支援員に認定されている方は、定員の都合上、お申込みいただいても、受講決定されない場合があります。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部こども未来局こども未来課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3546
ファクス番号:054-221-3521
kodomo-m@pref.shizuoka.lg.jp