キャッシュレス決済にセルフレジ…。デジタル化によって私たちの生活は大きく変化しました。また、ChatGPT(生成AI)など、新しいテクノロジーが産業に応用され始めています。こうした時代の大きな変革をチャンスに変えていくべく、デジタル人材の確保・育成に取り組んでいます。
4つの区分で取り組みを加速
課題
- 人口減・流出
- 製造業中心の産業構造で企業がデジタル化に対応できていない
- 先端技術やビッグデータを活用できる人材が不足
- 成長分野への投資停滞
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対応
- 高度な技術を有するデジタル人材の確保・育成
- 新たな価値とイノベーションの創出
- 多様な人材の定着
県は、人口減少・流出による労働力不足の解消や産業構造の変化に対応し、経済発展を支えるデジタル人材の確保・育成を図るべく、「ふじのくにICT人材確保・育成戦略」を策定。トップレベルの高度技術者から次世代を担う子どもたちまで、4つの区分ごとに施策を展開しています。
「ふじのくにICT人材確保・育成戦略」の展開イメージ
※ICT(Information and Communication Technology):情報通信技術イノベーション拠点
今年春、デジタルイノベーションの拠点として、SHIP(シズオカ・イノベーション・プラットフォーム)を開設しました。デジタル技術を習得したい方、新たなビジネスにチャレンジしたい方などが集う、学びと交流の場になっています。
こんな形で使われています!
- DXの相談にワンストップで対応
- 大学教授や専門家などによる講座、セミナー、ワークショップの開催
- 社会人や学生など世代間交流、勉強会、ビジネスマッチング
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セミナー -
交流会
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SHIP コミュニティ マネージャー 玉城 陽子さん - SHIPはDXに関する相談やデジタル技術の紹介セミナー、異業種の交流会などを提供しています。DXで悩んでいる方、無料で利用可能ですのでぜひご相談ください。SHIP利用者の声は「フカボリ」で!
静岡市葵区呉服町2-7-26 静専ビル2F
営業時間/10時~18時 休館日/土日祝日、年末年始
※会員登録あり。相談を希望される方は2営業日前までにご連絡ください。
ジュニアプロコンからの一貫支援
小中高校でプログラミングが必修化されています。こうした背景も踏まえ、将来県の産業界を担っていく次世代人材を育成するため、プログラミングコンテストを開催してきました。作品の競い合いだけでなく、スキルアップのためのキャンプや交流を深めることを目的としたコミュニティの形成など、一貫した取り組みを行っています。
過去の応募作品
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地球温暖化や発電のしくみを理解するためのバトルゲーム -
薬の飲み忘れを防ぐために超音波センサーを搭載した装置
卒業生の声
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慶応義塾大学 SFC・環境情報学部2年 納本 穂高さん -
コンテストではモノ創りの楽しさはもちろん、期限までにモノを創るのに必要な計画性や技術を学ぶことができました。キャンプやコミュニティでは興味分野が似ている仲間をつくることができました。現在は大学に進学しコンピュータの根本的な仕組みについて学んでいます。今年のコンテストに向けてぜひ自分の作品を創ってみてください!
問い合わせ/
県産業イノベーション推進課
Eメール/sangyo-innovation@pref.shizuoka.lg.jp TEL/054(221)2609 FAX/054(221)2698
このページに関するお問い合わせ
知事直轄組織知事戦略局広聴広報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2231
ファクス番号:054-254-4032
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