県議会だより第128号(8) 富士東高校新聞部からの「寄稿記事」です

「地域愛」をテーマに意見交換

　9月3日に富士東高校新聞部7名は、伊丹雅治議員、田中照彦議員、山本彰彦議員と「静岡県東部の地域愛」をテーマに意見交換を行った。

若年層への支援は？～これからの地域を担う人々へ～

　生徒からは少子高齢化の中、子どもへの支援よりも高齢者への支援が増えている印象が語られた。
　これに対して議員は、「子どもたちが幸せに暮らせるように県では多くの取り組みが行われています。またこれからの地域を担う世代への期待が高まる中、若年層への支援が大切になると考えています」と語った。また今後、金銭的な支援以外でも若年層が豊かな生活を送れるように取り組んでいきたいという考えが示された。就職の支援や公共施設の拡充を期待したい。

よりよい地域を目指すには～地元の魅力再発見～

　就職や進学で地元を離れる高校生もいる。生徒からは富士・富士宮地区には目立った就職先がないという意見があがった。
　そのような意見に対して議員は生徒との認識の差に驚いていた。そして富士・富士宮地区には先駆的な企業が数多くあることを紹介してくれた。また、新たなものを求めることも必要だが、今ある地元のよさを見つけることも大切だと語った。
　高校生であるわたしたちが地元に目を向け、地域への愛を育んでいきたい。