(9)県産農林水産物のブランド化と販路拡大
令和5年9月県議会定例会知事提案説明要旨
【3.県政の概要】(9)県産農林水産物のブランド化と販路拡大
次に、県産農林水産物のブランド化と販路拡大についてであります。
アフターコロナを迎え、インバウンドは回復傾向にあり、訪日外国人による消費の拡大が期待されております。
また、本年は、富士山の世界文化遺産登録から10周年の節目の年であることから、この機を捉え、しずおか食セレクション、愛称「頂(いただき)」を活用して、県産農林水産物のブランド化に取り組んでまいります。
具体的には、首都圏のホテル等と連携し、高級ボトリングティー、きらぴ香、温室メロン、御殿場こしひかりをはじめとするブランド米など、富士山の恵みともいえる本県の誇る農芸品について、私自らがセールスマンとなって、その品質や価値を積極的にPRしてまいります。
さらに、海外の販路開拓については、生産者と港湾関係者が連携して輸出促進に取り組む「産直港湾」に指定されている清水港を通じて、商社等を活用し、お茶、みかん、温室メロンなどの産品の、北米、香港、台湾などに向けた輸出促進に戦略的に取り組んでまいります。