平成23年12月県議会定例会(11月30日)知事提案説明要旨5-(2)
平成23年12月県議会定例会(11月30日)知事提案説明要旨
【5.当面する県政の諸課題】
(2)エネルギーの地産地消
次に、エネルギーの地産地消の推進についてであります。
県では、10月19日、学識経験者、エネルギー供給事業者、民間企業等が参加する「分散型エネルギーシステム活用研究会」を立ち上げ、製紙業などエネルギー多消費型産業が集積する富士・富士宮地域をモデルに、地域内で電気や熱を有効利用するための仕組みについて検討を進めております。
システムの導入や維持管理に係るコスト、電気や熱を融通するための手法や料金等が課題として挙げられており、今後は、課題解決の方策やモデル事業の検討を進め、年度内には結果を取りまとめてまいります。
さらに、研究会での検討結果等を踏まえ、地域内で電気や熱を有効利用するための仕組みづくりを推進するなど、従来の一極集中依存型から分散自立型のエネルギー体系への大転換により、エネルギーの地産地消を目指してまいります。