平成27年6月県議会定例会知事提案説明要旨1-12
平成27年6月県議会定例会知事提案説明要旨
【1.「県政の課題」】(12)スポーツを活用した交流の促進
次に、スポーツを活用した交流の促進についてであります。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプの誘致活動を進める中で、去る5月18日から20日にかけて、モンゴル国保健・スポーツ省副大臣の来訪と焼津市、伊豆の国市での現地視察が実現いたしました。
この中で、モンゴル国が事前キャンプ地として本県を優先的に選定するよう、本県と同国が最大限協力していくことや、事前キャンプを通じ、広くスポーツ分野の交流が進展するよう、協議を継続していくことなどを盛り込んだ確認書を取り交わしました。
今回の視察で、モンゴル国から、レスリングチームのキャンプ地として焼津市を高く評価していただき、事前キャンプの実施について前向きな姿勢が示されましたので、焼津市が、県内初となるキャンプ地決定に向けた覚書を早期に締結できるよう支援してまいります。
今後、本県での事前キャンプの実現に向け、市町と連携して取り組んでまいります。
また、駐日イタリア国大使館を通じ、同国北部のフリウリ・ヴェネチア・ジュリア州から、本県とのスポーツ交流を深めたいとの申し出が、昨年11月にありました。8月30日には、同州を代表するスポーツイベントである自転車ロードレース「カルニア・クラシック」が開催されますことから、この機会を捉えて職員を派遣し、自転車を生かしたスポーツ交流の進め方について、協議を進めてまいります。