平成29年9月県議会定例会知事提案説明要旨1-2-2
平成29年9月県議会定例会知事提案説明要旨
【1.県政の概要】(2)命を守る安全な地域づくり
局地豪雨対策の推進についてでありますが、近年、地球規模の気象変動などの影響により、局地的な集中豪雨が多発し、国内各地で大きな災害が発生しております。特に、7月の九州北部豪雨では、記録的な豪雨に見舞われ、福岡県や大分県を中心に、河川の氾濫や斜面の崩壊により、多くの尊い命が犠牲になられるとともに、家屋や農業用施設等にも甚大な被害をもたらしました。
こうした状況を踏まえ、県内の河川や治山・砂防施設を再点検し、河床の掘削や砂防堰堤の堆積土砂の除去などの安全対策、河川氾濫時に浸水する区域や水深などを示した洪水浸水想定区域図の作成などを緊急に実施することとし、必要な経費を補正予算案に盛り込みました。