平成30年6月県議会定例会知事提案説明要旨2-12

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ページID1010792  更新日 2023年1月13日

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平成30年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.県政の諸課題】(12)地域外交の推進

次に、地域外交の推進についてであります。

国交樹立60年の節目を迎えたインドネシアを、先月29日から今月2日にかけて、奥村昭博(おくむらあきひろ)静岡県立大学副学長などとともに訪問いたしました。

昨年11月、人材育成と経済分野における協力推進の覚書を交わした西ジャワ州のアフマド・ヘルヤワン知事と再会し、両県州の友好関係をさらに深めることを確認いたしました。また、静岡県立大学と国立パジャジャラン大学との大学間の協力関係の構築に向けた趣意書の署名に立ち会い、現地の学生とも交流を深めました。

さらに、現地に進出している県内企業を支援するため、「静岡県インドネシアビジネス支援ネットワーク会議」を開催いたしました。会議では、西ジャワ州政府から、県内企業の現地展開をサポートする「静岡デスク」を設置することが発表されました。今後、西ジャワ州との交流をさらに促進し、揺るぎない信頼関係を構築してまいります。

韓国につきましては、昨日20日、興津清見寺(せいけんじ)に、李宗九(イ・ワング)元国務総理をはじめとする韓国関係者や徳川宗家の家広様などをお招きし、朝鮮通信使を顕彰する記念茶会を開催いたしました。この茶会の開催にあわせて、昨年10月、朝鮮通信使に関する記録が、ユネスコの「世界の記憶」に登録されたことを記念して、日本平で記念植樹を行いました。まさに、朝鮮通信使との平和的な交流の故事に倣い、日韓の友好交流に資する行事になりました。

また、本年は、韓国忠清南道との友好協定締結5周年であります。今月29日から来月1日にかけて、県立大学で日韓次世代学術フォーラムを開催するなど、両県道で記念行事を開催し、地域間交流を深化してまいります。