平成30年6月県議会定例会知事提案説明要旨2-5
平成30年6月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.県政の諸課題】（5）世界農業遺産「静岡水わさびの伝統栽培」
次に、世界農業遺産「静岡水わさびの伝統栽培」についてであります。
来月23日に、「静岡水わさびの伝統栽培」が国連食糧農業機関の世界農業遺産に認定されたことを記念して、伊豆市で認定記念フォーラムを開催いたします。当日は、世界農業遺産科学助言グループアジア地域代表で、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構長の武内和彦（たけうちかずひこ）氏による基調講演や、試食イベントを実施し、わさびの魅力を味わい、楽しんでいただきます。
本県には、平成25年5月に認定された「静岡の茶草場農法」とあわせて、国内で唯一、2つの世界農業遺産が誕生いたしました。この認定を契機として、世界に誇る農芸品の生産振興を図るとともに、美しい景観、食文化など、本県の特色ある地域資源の魅力を、国内外に発信してまいります。