令和元年9月県議会定例会知事提案説明要旨5-5
令和元年9月県議会定例会知事提案説明要旨
【5.魅力の発信と交流の拡大】(5)外国人観光客の受入体制の強化
次に、外国人観光客の受入体制の強化についてであります。
平成30年の県内への外国人延べ宿泊者は、179万人余、前年比19.4%の増加となり、過去最高を記録いたしました。開幕間近のラグビーワールドカップ2019(ニセンジュウキュウ)や東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック・パラリンピックなどを追い風に、ますます本県への来訪者の増加が見込まれます。
来訪される外国人観光客が言葉の問題を心配することなく、本県の魅力を楽しんでいただけるよう、先月1日、宿泊施設、観光施設、飲食店などを対象とした「静岡県インバウンド多言語コールセンター」を開設いたしました。
センターでは、英語、イタリア語、ロシア語など10言語での電話通訳や翻訳サービスを、24時間365日、無料で提供しております。これまでに500を超える施設が登録し、開設から1か月余りで、170回余の利用がありました。
引き続き、増加する外国人観光客を本県に呼び込むため、市町や観光協会、観光関係団体等と連携して、観光資源の魅力向上や誘客活動に全県を挙げて取り組んでまいります。