令和元年9月県議会定例会知事提案説明要旨3-1
令和元年9月県議会定例会知事提案説明要旨
【3.未来を担う有徳の人づくり】(1)多文化共生社会の実現
次に、多文化共生社会の実現についてであります。
異なる文化、言語、生活習慣などを持つ外国人県民が、本県で安心して暮らし、活躍するためには、外国人県民も等しく県民であり、ともに暮らす生活者であるという視点に立った施策が必要であります。
本年4月に設置した多文化共生推進本部プロジェクトチームでは、外国人の子どもの教育支援、災害時における情報発信の強化、安心して受診できる医療体制等の整備など、優先的に取り組むテーマを設定し、具体的な施策の検討を進めてまいりました。
これまでの検討を踏まえ、学校現場における外国人児童生徒の日本語指導の充実や、総合防災アプリ「静岡県防災」の多言語化、特定技能制度に関する分野別説明会などを実施することとし、必要となる経費を補正予算案に盛り込んだところであります。